モノにこだわらないわたしが言うのも何ですが、日本車って、デザインがイマイチだなあって、いつもオットに話しています。
日本の車は、道具としては優秀なのかもしれないけれど、エンジンとかマシンに興味がないわたしにとっては、フォルクスワーゲンがいちばん素敵に見えます。
ついでに言うと、車の内装については、「何とかならないの?」と言いたくなるぐらい魅力がないと思います。
一方、いつかテレビで見たホンダの小型自家用飛行機がとってもおしゃれなかわいいデザインで感心したことがありました。わたしには一生必要ないものなのに、「買うならコレがいいな」なんて思ったのを覚えています。
中身重視の時代は終わった
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キッチンでさまになるストウブの鍋
少し前はル・クルーゼだったのが、今はどの雑誌でもストウブのほうろう鍋がキッチンの主役になってます。
なるほど、出しっぱなしにしていても、おしゃれな生活感を演出してくれそう。しかも、職人っぽいシンプルな雰囲気が何ともかっこいい。大小積み重ねでもしたら、いかにも料理ができそうじゃないですか。いいですねぇ。
中身のともなわない見かけだおしを軽蔑する風潮が強かったせいか、いつの間にか見た目を軽視する時代が長かった気がします。
デザインと言えば、まるで服飾業界だけをさすコトバのようでしたが、ようやく「機能美」といったことも注目され出してきて、あらゆる分野のデザインが見直されてきていることはうれしいですね。
と、えらそうなこと言ってますが、まわりを見回してみたら、なんだかそんな流れになってきた??というのを肌で感じている今日この頃です。「何をいまさら」と思われている方は、笑ってご容赦くださいませ。
わたしには、先見の明なんてまったくありません。でも、大衆の志向に早すぎず遅すぎず、ちゃっかり巻き込まれてしまうことには自信があるのでございます。
と言っても「流行に敏感」というのではないんです。
残念ながら、そこまで具体的な鋭さはありません。けれど、おおざっぱに「かっこいい」とか「かわいい」とか、たくさんの人が共感しやすいものに、もれなく共感しやすいんですね。ミーハーとも言います。
デザインにときめく
NHKの「プロフェッショナル」で見た佐藤オオキ氏のお箸に感激。お箸なんて、もうこれ以上デザインのしようがないと思っていたので、ほんとにびっくりしました。
だいたい佐藤オオキ氏を存じ上げていなかったなんて、日本人として恥ずかしい限りです。
いいデザインのものって、一目で心が捕らえられるんですね。「お箸として使いやすいこと」はあたりまえの前提で、デザインは、さらに便利とか、おもしろいとか、快適、といったプラスアルファを実現するカタチのことなんですね。
人にはそれぞれ趣味があって、好みも違うのですが、ある程度まとまった人が「いい」と共感するデザインがあるものなんですね。いったい何にときめいてしまうんでしょうか。フシギです。
中身と見た目、カタチとかをみんなばらばらに別物として考えがちですが、
- 使いやすいカタチ
- かっこいいカタチ
どれも追求しているところは同じってことなのかな。
まず「カタチから入る」というのもまんざらでもないってことです。
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