わたしが家計簿をつける理由は家計をどうにか回すため。
お金が回っている間、家計は破綻しません。
お金の動きが止まったとき、家計は破綻します。
破綻リスクを早めに感知し、考える時間を稼ぐために家計簿をつけてます。
家計の現状、直視したほうがラクになる
50代にもなると、今さら貯金してもどうにもならないと薄々わかってきたりして、なるべくなら考えないようにして過ごしたくなる。
だけど、どうにもならないからといって考えないように避けて過ごしても、結局投げやりな気分になるだけで、楽しめるわけでもないし、ろくなことがないこともわかっているんです。
そんなことならもうちょっと早く、ちゃんと向き合ってれば、もっとやりようがあったかもしれないのに、などとこれまで何回思ったろうか。
さすがのわたしもやっと学習しました。
今でもときどきしんどくなって考えるのをやめることはあっても、嫌がらずに現実を受け止めるようにしてます。
そのほうがかえってラク、とようやくわかりました。
現状がどうなっているのかわからないほうがずっとコワい。
変化に対応するために家計簿をつける
世の中に翻弄されない暮らしはありません。そして世の中も暮らしも変化し続けるものです。
まずはどんなときも家計を回す手だてを考えるほうが前向きになれます。
家計を回すのにとりあえず必要なお金、なくても困らないお金を把握するのに、わたしは家計簿をつけてます。
世の中や暮らしはけっこう変化するものです。家計はそのたびに臨機応変でなければならない。いつまでも古い暮らしを引きずっていては回せない。たとえばスマホの通信代、少し前までなかったものだし、あたりまえだった固定電話、今では不要になってきてます。
回すお金に余裕がないほどまめに見直さないといけません。
親戚づきあいや冠婚葬祭なんかもわたしが子どものときや若かった頃とずいぶん違ってきました。
先日、母から墓じまいを考えていると言われ、時代の変化を思いました。
とにかくぐるぐる回して家計が破綻しないようにしたいのだけれど、だからって無駄なものにお金を回さないようにシビアにチェックするというより、暮らしに合わなくなったものでお金が渋滞してストップしないように片づける感じ。
世の中高齢化の人口減少で下り坂ですから、暮らしも昔のようにいけいけどんどんでは回らなくなるのは何となく想像できます。無理しないで緩やかに下っていけるような暮らしに合うお金の回し方、家計簿つけながら試行錯誤します。
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