いくらお金を貯めても安心できない理由

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いったいいくら貯金があったら安心できると思います?

わたしよりはるかにお金を持っていそうな人も心配そうにしてるのを見ると、果てしない感じがします。

だからと言ってお金なんかどうでもいい、どうにでもなれ、と開き直ったところで楽しくなるわけでもありません。

どんなふうに家計を守っていけばいいのか?

貯めるお金より回すお金

祖母の代から個人商店を営んでいる母は「日銭が入り、それを回していける限り店はつぶれない」といったようなことをよく言ってました。

会社や工場、家計も同じ。

お金に余裕があるに越したことはないけれど、最低限のぐるぐる回せるお金があれば破綻することはないんですよね。

貯金は多ければ多いほどいいように思うけれど、貯金はいくらあっても安心できない。

というのもお金はじっと動かさないでいると、利息で増えるばかりでなく、インフレで目減りすることも少なくない。じつは現金預金、安全資産でも何でもないんですよ。

世の中にリスクのない資産なんてないんですね。だからお金持ちはみなリスク分散するんです。

家計のリスクを低減する2つのポイント

  1. 必要最低限の生活費を小さくする。
  2. 収入源を増やす。

必要最低限の生活費というのは、日々ぐるぐる回すのに必要なお金のこと。これが小さければ小さいほどリスクは小さい。万が一滞ることがあったとしても立て直しやすいですから。

だからと言って、倹約生活をして我慢するのがいいというわけではないんですよ。

生活スタイルは時代の流行や環境にも左右されやすい。ほんとに自分が今快適に暮らすのに必要なものは思うほど多くないということに気づいて整理できれば素敵。

あたりまえのように思っている生活スタイルが案外負担になっているかもしれません。

もう一つは収入源を増やす。収入を増やすのではなく、収入源を増やすというのがミソ。

誰か一人の一つの仕事から得られる収入に集中して依存しないようにするってことです。

収入源は仕事と投資の二つを考えます。

投資は「株式や不動産投資をして儲ける」という意味ではなくて、現金で持っていてもリスクがあるという意識を持って資金管理しようという意味の投資です。資金は運用次第で増減しますが、時間を味方につければ低リスクで増やすことも難しくありません。少なくとも減らさない管理が求められます。

また、50代主婦も仕事を持つことをあきらめてはいけない時代になりつつあると思います。

ただこれぐらいの年齢になると、家庭や健康面、能力など、むずかしい事情があることもよくわかります。

それでもこの長寿社会、ネットを生かしてできることも増えてきてます。在宅ワークから始めてみてはいかがでしょう。あきらめないでチャレンジできるといいですよね。

とくに家計を支えてくれる家族がほかにいる場合は、じっくりチャレンジできるチャンスです。

収入はわずかでも、長く続ければ大きな力になります。収入より続けることに重点を置いたほうがいいかもしれません。

将来不安だらけの50代主婦ですが、今できることをコツコツ続けていくだけです。

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