『家事の捨て方』を読んで

kaji150902

著者はおうち起業家と名乗っています。自宅を拠点に子育てしながら働く女性です。

自宅で働くというスタイルは、一見いいように思うけれど、仕事とプライベートの区別がしにくく、やりにくい面もありそうです。それでもこれからは年齢に関わらず注目される働き方ではないでしょうか。

この本では、仕事や子育てに忙しいとくに女性に向けて、家事の捨て方を提案しています。

家事は主婦がするという固定観念を捨てる

わたしたち50代以上の年代は、主婦=家事が染み付いてます。たとえ収入が逆転しているような場合でも、女性のほうが家事をするのがあたりまえみたいなところがあります。

仕事では男女平等があたりまえとされているのですから、家事でも男女平等を主張しませんか?

もし、家族が理解してくれないならば、家計の負担割合をもとに話し合いましょう。

といった提案には新鮮さを感じました。

子どもがまだ小さかった頃、オットがベビーカーを押す姿に母がひどく感動していたのは今から17年ぐらい前のこと。今は男性用のだっこヒモもあたりまえのように販売されているようですが、育児休暇まではまだまだ遠く、今なお家事や育児の負担で激しくバトルが展開されていると聞きます。こうしてみると、確かに暮らしは変わってきてるし、人の意識も変化しているのだけれど、社会がそれについてきていない感じでしょうか。

カリスマ主婦の石黒智子氏は著書の中で、アイロンはピンクや水色のいかにも女性向きのデザインばかりで、アイロンがけは女性がするものと決めつけられているようで嫌な気がしたと述べています。

年代に関わらず、気持ちよく暮らしたいと願う気持ちに男女差はなく、できる人ができることをすればいいし、たいへんな人がいれば協力して分担すればいいだけのことなんですが、それがなかなかむずかしいんですね。

年をとるほど家事も断捨離

年をとっても自由で自立した生活を望むなら、家事も断捨離しないといけません。自力でできないことは誰かに頼まないといけないことも出てきます。主婦だけが仕切っていてはどうにもならなくなる日が来るんですよね。

オットは、若い頃からわりと手伝ってくれる人でしたが、この頃はとくに何でもしてくれるようになりました。聞くと、不憫な人に弱いそうで、どうやらわたしが不憫に見えるらしいんですね……。更年期であっちこっち不調と騒ぐし、うっかり忘れて失敗するしで見ていられないようです。

オットはオットでお酒も弱くなり、食べる量も減り、それなりに年をとったと思います。これから先、年をとって収入が減っても、二人でどうにか支え合って生きていかなければなりません。そうなったら元気なほうができることをし、できないことは捨てていかざるをえません。それでも最期まで元気で二人で過ごせたら幸せです。

家事をしたことがなかったオットがある日突然妻の介護をしながら家事もこなさなければならなくなる日が来るかもしれないんです。誰でもちょっとした家事ぐらいできないといけないと思います。

家事は、誰がしても、どんなふうにしてもかまわないんですよ。たいへんでできないと思うことはいつでも捨ててかまわない。家事は暮らしに大切なことだけど、笑えなくなるほどがんばるほどのことはないんですよね。家事はその気になったら捨ててもいいぐらいのものなんだとあらためて気づかされました。

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