家計簿は特別支出を把握することから始めよう

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家計簿で毎日の支出を記録するのもいいですが、お金の流れを正しく知るには、年単位の特別支出を把握しないといけません。これがけっこうばかにならない大きな金額だったりします。家計の特別支出、把握してますか?

家計の特別支出とは

家計の特別支出とは、毎月決まって出て行くお金とは別の支出をいいます。特別支出という言い方をするかどうかは各家庭で違うと思いますが、ここでは大まかにふだんの支出とは別の支出全般をさすことにします。

特別支出には、あらかじめ金額が決まっているものとそうでないものに分かれます。金額が決まっているものには、

  • 税金
  • 学費
  • 車検代
  • 保険料

といったものが考えられます。支払い時期や金額があらかじめわかっているので予算化しやすい特別支出です。

一方、時期も金額も決まっていない特別支出が問題なんです。予想もしない緊急事態までは考えなくてもいいですが、

  • 家電の買い替え
  • 医療費
  • 旅行などレジャー費

毎年何らかの出費があるものですよね。わたしは来年の特別支出は今年の実績を参考に見積もります。

今年の特別支出の時期と金額を参考に来年の予算を立てる

今年は車検が予定通りありました。でも、金額が予想をはるかに越えました。いろいろ部品の交換が必要だったからです。ほかにもパソコンやルータの故障で予想外の出費をしました。

近いうちに冷蔵庫の買い替えが予想されます。車は当分乗るつもりですが、かなりの距離を走っているので、まめな整備が必要になるかもしれません。また衣料も毎年いくらかかかりますので、今年の実績をもとに見積もっておきます。

家計は年単位で把握するとラク

家計は年単位で見積もっておくと、月々の赤字や突発的な出費に動揺することがありません。精神的に余裕を持って過ごせます。節約するにしても、年単位で考えると窮屈さが減るような気がします。

出費は意外と季節や月に偏りがあるものです。うちは収入も月々安定していないので、毎月のつじつま合わせは苦労のわりに報われないんです。

毎日のお金の出入りは年間のお金の出入りを把握するために行います。カード払いは年間どれぐらいあって、定期的に何に使われているかを知っていれば、それ以外の支出は特別支出として把握できます。

毎日の動きを細かく見るのではなく、大きな動きを正確に知るようにします。そうしたほうが家計をコントロールするヒントやアイデアが浮かんできます。

家計管理の教科書

家計簿はオリジナルがおすすめ

わたしの家計簿は自分で作ったオリジナルです。今も変化し続けています。みなそれぞれ違う生活を送っているのですから、知りたいデータは違ってあたりまえですよね。食費をくわしく分析したほうがいい場合もあれば、カード管理を徹底したほうがいい場合もあります。

引越しや転職なんかで生活が大きく変わった場合は、これまでのデータが参考にならなくなることもあります。

いずれにしても、基本は年間のお金の流れです。どれぐらい入ってどれぐらい出て行くか。それがわかってはじめて何にどれぐらい使っているかを分析する価値が出てきます。そうしてはじめて毎日の買い物を安くすませる苦労が報われるんです。

今年も3分の2が過ぎました。特別支出は把握してますか?

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家計簿に使っているノートです。薄いグレーの方眼なので、定規を使わずに気軽に線を引っ張って好きなように表が作れて便利。じょうぶなので数年分の家計簿に使えます。

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