複数人との会話が苦手な人はけっこういるんじゃないでしょうか。
先日、高橋克典さんが6人以上になると心無いことばかりしゃべってしまい、本来の自分が出せない感じになると話しているのを聞いて、わたしもそうだなぁ、と共感しました。
多少の個人差はあるけれど、人がきちんと対応できる人数は5人前後なんだとか。
自分が心地よくいられる人数を知っていると何かといいらしい。
人が多過ぎる場所での対処法
人づきあいや人前で話をするのがじょうずな人たちが自然にしていることがある。
まず、気の合いそうな人や、自分の話を好意的に聞いてくれる自分の味方をひとり見つけること。
そういう相手に向けて話をするんだとか。
話を聞かない人や気が合わない人は無理に相手にしない。
もちろん、敵視したり無視するというのではないですよ。
話がしやすい人とだけ会話を楽しめばいいということらしい。
話が弾む相手をひとり見つければ、その人の知り合いとは70%の確率で気が合うとか。
どこに行っても、とっさにそういう人を見つけられるようになると、どこに行ってもそれなりに打ち解けられるようになるというわけ。
ぽつんとひとりで不安になっておろおろしているひまがあったら、話ができそうな相手をたった一人、見つけることに専念してみる。
これならなんとかできるかもしれない。
そんな気がしませんか?
自分が心地いい人数を知る方法
別れてひとりになったとき、ちょっとさびしくなるぐらいの人数が自分にとってちょうどいい人数なんだとか。
ひとりになってホッとする場合は、多過ぎるってこと。
まあ人数に限らず、疲れるおつき合いというのもあるので何とも言えませんが。
気が合うとか話がしやすいというレベルにも幅がある。
自分とまったく同じ人はいないので、ある程度合えばよしとして、笑い合えたら上等。
あんまり違いに敏感にならないのがコツか。
人見知りとか友だちが少ないとか話下手とか、そういうことでがっかりしてた身としては、人間誰にでもその人に合うちょうどいい人数があって、中には話しやすい人もいる、と思うだけで多少心強くなる。
人づきあいはスキルより本能かも
会話術とかコミュニケーション能力を上げる方法といった類の話は、なんか胡散臭くてあてにできない。
わたしとしては、誰とでも話ができるようになるとか、どこでもリーダーシップがとれるとか、そんなスキルがほしいわけではない。
ほしいのはたったひとり、話しやすい相手を瞬時に見極める能力。
そういう人がひとりも見当たらないようなときは、今目の前にいる人の中で、誰が自分の味方になり得るかを知る直感的なもの。
結局最終的に役立つのは、はじめから持ってる本能なのかも。
妙なテクニックに依存してると本能が鈍りそう。
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