少しあたたかくなったせいか、ようやく重い腰を上げて、気になってたところを掃除した。
うちには両側の突き当りが物入れになっていて、どこにも通じていないはめごろしのような縁側があるのだが、そこがうちの物干し場になっている。
アルミサッシの掃き出し窓が寒々しく、たえず布団や洗濯物が干されているので掃除しにくい。でも、こういうところほど髪の毛や埃がたまりやすい。わかっていながらまめに掃除しないので、いざ掃除となるとたいへんやりがいがある。
コンパクト衣類乾燥除湿機は黙ってよく働いている
縁側の隅にパナソニックの衣類乾燥除湿機がある。10年製の古いものだが、今も現役で使われている。
洗濯ものは外干ししても、庭土の上だと湿気で気持ちよく乾かない。それで縁側が物干し場所になった。
扉を開放しても風通しが悪く、押入れはどこかかび臭い古い家なのだ。そんなわけで贅沢にもこのような機械を使うようになった。
ふだんはタンクにたまった水を捨てたりするくらいのもので、とくに手入れはしていないが、ふと後ろ側の吸い込み口をみると、おそろしいほどの埃が分厚い綿のように詰まっていることに気づいた。
これはたいへんとフィルター部分を取り外し、ネット部分に積もり積もった綿埃を手帚できれいに取り除くと、すぐにすっかりきれいになった。あんなに埃が積もっていたというのに、まったく問題なく動いていたので気づかなかった。
掃除機がなくても手帚があると何かと便利。
そういえば以前にも同じような掃除をした覚えがあるが、何年ぶりかわからないほど昔のことだったような……。
調べてみると、同じ型はすでに製造中止になっていた。
パナソニックの衣類乾燥除湿機用のプレフィルター
フィルターは傷んだら交換できるとあったので調べてみると、ネット部分だけでなく、ネットを取り付けたプラスチックの扉というか枠ごと交換部品になっていてびっくりした。
網戸の網のようなネットは、プラスチックの枠にあるボタンのような凸部分に引っ掛けてあるだけなので、ネットの取り外しは簡単で、実際わたしは何回も付けたり外したりしている。
フィルターのネットだけ交換できるようにすれば、無駄なプラスチックごみが減らせるのに……。
これからは買い換えもいいが、部品を交換しながら長く使える家電製品があるといいなと思う。
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