家族に言わせると、わたしはとてもマイナス思考なんだとか。
そういう自覚はあまりないけれど、そういえば、何事にも前向きで積極的、といった一般的には好感度高そうな人は、どちらかと言えば苦手かもしれません。
なぜかポジティブ
在宅ワーク、チャットや掲示板でやりとりすることが増えました。
これまではほとんど一人でする仕事しかやったことがなく、たまのやりとりもメールぐらい。
既読かどうかなんて、気にする必要がなかった。
スマホもなく、社交的でないわたしにとって、チャットでのやりとりは、便利な反面苦痛。
チャットだと、どういうわけかポジティブにふるまってしまうからです。
仕事の連絡だし、文字だけのやりとりなので、はっきりしないといけないところがあるのは仕方ないとしても、なんか調子狂う。
嫌だなぁ、めんどくさいなぁ、と思っていることでも、「承知しました」とつい即答。
言い訳するのはもっとめんどうなので。
たえずつながってしまう窮屈さったらない。
今の子どもたちの交流の難しさがちょっとわかったような気がします。
これじゃリアルな職場とたいして変わらない。
しかもチャットの中は、どういうわけかみなポジティブ。弱気な人は、静かにいなくなるものらしい。
そうだとしたら、チャットで気の合う人と出あうことはなさそうです。
「じつはネガティブでマイナス思考」と自ら嬉々としてカミングアウトする人はいない。
だけど心配になったり不安になったり、ときに前向きになれないこともあるというのが普通じゃないかしら。
わたしはそういうちょっとダメな一面を垣間見たとき、親しみを感じる。
って、仕事のチャットでそんなもん求めるほうが間違いでした。
在宅だからって、ひとりでする仕事とは限らないし、在宅に限らず、今は仕事にチャットはつきもの。
ひとりでマイペースでする仕事を選ぶべきだった。
そう思う今日この頃です。
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