生きている限り、ゴミを出さないわけにはいかないけれど、なるだけゴミを減らすことは支出削減にもつながる。洋服は消耗品とはいえ、目先の安さにつられて安い洋服を頻繁に使い捨てていた生活は家計的はもちろん、環境にもよくなかったと今さらながら反省している。
おしゃれをして出かけるような暮らしをしているわけではないので、とくに洋服は長持ちするものを最小限持ちたいと思うようになったところ、生地選びがけっこう重要であることがわかった。
綿と麻は最強長持ち生地
綿と麻は経年劣化を味わいながら10年以上長持ちする生地だと思う。
更年期以降すっかり乾燥敏感肌になったわたしの肌にもやさしい。
何よりうちで簡単に洗濯できるのがうれしい。
昔は手軽だった綿や麻だが、最近では天然素材ということですっかり高級生地の仲間入りになっている。安いと思って見たら、綿混や麻混とだけ表示されていて、いったいどれぐらいの綿や麻が使われているのかさえ不明な商品も多い。
水通しをして地直ししてない綿や麻は、一度の洗濯でも縮んで型崩れする。丈夫な反面、縮みやすい特徴があるのだ。だからあらかじめ水通しをして縮ませてから仕立てるのがよいとされている。大量生産の現場では、そうした生地の下処理はおそらくしてない。ドライクリーニングマークの洋服がやたら多いのはそのせいではないかと疑っている。
おうちで洗えて10年以上着られるウールリネンの洋服
生地屋さん的には、なるべく洗わないのが長持ちの秘訣だとか。
寒い季節のウールリネンはシーズン終了時にていねいに洗えばじゅうぶんかもしれない。おそらくドライクリーニングよりはさっぱりきれいになって保管時の虫食いやカビが防げるはず。
BST Apparel の洋服はオーダーメイドなので少々お高めだが安心できる品質でおすすめ。品質のわりにはむしろ安いかもしれない。日本の生地屋さんが作るオリジナル生地で仕立てられているのもポイントが高い。もちろん水通しから丁寧に仕立てられているので、おうちで安心して洗うことができる。
ネットに入れて洗濯機で洗えて、ノーアイロンでも着られる。そんな洋服はほかではなかなかない。
BST Apparel の洋服は、どれもシンプル過ぎるほどシンプルなデザインで物足りなく見えるが、着るときれい。当然サイズがぴったりで着心地がいいので、まず間違いなくお気に入りになる。気軽に買える値段ではないので、残念ながらわたしもまだ二回しか購入したことがないのだけれど信頼している。
なぜなら、
ここまでしてくれるところはほかに見たことがないので。
普段着にもお出かけ着にもなる洋服はありそうでなかなかない。BST Apparel の洋服はそれができる。だからたくさん洋服を持つ必要がない。長持ちするものを最小限だけ持ちたいわたしのスタイルにぴったりなのである。
さらに防寒や家事着として用意したいのが割烹着。次回はやはり10年以上着られてゴミになりにくい長持ち割烹着選びについて書きたいと思う。
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