読書の選び方

keizoku

読書を趣味にして

なんだかんだいって読書はお手軽な趣味である。お金もかからないし、始めるのもやめるのも勝手気ままなのがいい。わたしはテレビドラマも大好きなのだが、ドラマは読書ほど容易に途中で投げ出すわけにいかない。結局時間がもったいなかったなあ、などと思うこともある。

好きなところを何回味わうのも、新たな発見をするのも、テレビドラマよりかんたんなのが気に入っている。

読書選びのおすすめガイド

何を読もうかと書店をうろうろするのも楽しいが、ガイドを頼りにつぶしていくのもおもしろい。

書店のランキングはどうしても新刊に偏りがちなので、新旧やジャンルが偏らないガイドがあると便利。

東西ミステリーベスト100

本選びに時間を割くのがもったいないと思ったわたしが最近ガイドにしているのが2013年に発売された『東西ミステリーベスト100』(文春文庫)である。古いので、最近の作品がないのが玉に瑕とはいえ、古い作品でも長く読み継がれてきたものは、正真正銘名作ぞろい。

まだ国内ベスト7作品しか読めていないけれど、満足感は十分。

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新潮文庫の100冊

新潮文庫の100冊は夏休みの学生向けキャンペーンということもあって、読書初心者向けラインナップである。こちらは毎年部分的に更新されている。また国内外の作品がまんべんなく選ばれているのもうれしい。読書が嫌いにならないように配慮されているらしいので、読書に自信がない方にちょうどいいガイドかもしれない。

小説に限らない幅広いジャンルから選ばれている点もおすすめ。

新聞の書評

新聞広告や書評欄に掲載された本が気になることも少なくない。広告や書評には、読んでみたくなるようなことばが並んでいる。つぎにamazonで検索して評判をチェック。それから図書館に予約を入れる。

気になる本

最近気になって予約待ちしている本である。

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テレビドラマや映画の本が読みたくなることもある。

テレビや映画を長時間見た後は、なんだか疲れて時間がもったいなかった気がするのに、読書で時間をつぶしたときは、どういうわけか達成感になるから不思議。

この頃はあんまり長時間ぶっ通しで読書できなくなった。気が向いたときだけ読むぶつ切れ読書は案外疲れない。夏以外は風呂につかりながら読書するのが楽しみの一つになっている。

ちょっとずつぶつ切れに読んでも、読み始めれば、つど読書の世界に入り込める。本には得体のしれない魅力がある。

人生で読める本は、ほんの一握り。出あいは大切にしたいと思う。

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