ネットで在宅ワークをしているのに、スマホも持たず、SNSがどうにも苦手で使いこなせてないわたしには、何やら勇気づけられなくもないけれど、AIネーティブな子どもたちの将来がちょっと心配になってきた。
作文教室の需要が伸びるといいんだけど。
GAFAの搾取から身を守るスマホ断ち
アドセンスをしているとよくわかります。
どこにどんな広告を置いたらクリックが増えるか?
グーグルがあらゆるデータをとってて、いろいろ教えてくれるんです。
何のために?
スポンサーから広告料を搾取するためですね。
なんかデータといえば客観的で公平なものだと思いがちですが、そんなことありません。
AIは作り方次第。
さりげなく特定の消費に誘導する動きをし、消費者が迷ったり判断するひまを与えないなんて朝飯前。
これじゃ特殊詐欺の電話と変わりません。
今の世の中、SNSを使いこなせなければ、ビジネスではやっていけないような感じです。
AIに乗せられて、消費させられるだけの消耗品にならないように、たまにはスマホ絶ちしたほうがいいかも。
統治者側の子どもたちは、すでにスマホを触らせない教育をしているらしいですよ。
意味がわからないAIに対抗できる読書習慣
AIの弱点は意味がわからないこと。
「おすすめの店」「おいしい店」「まずい店」「人気の店」でそれぞれ検索しても、同じ店が出てくるとか。
まだそんな程度なんですね。
個人の好みを詳しく数値化するのはまだまだ難しいかもしれませんね。
AIは計算が得意。でも計算で答えが出ないようなことはまったくできません。
AIもどんどん賢くなって、いつか人間と同じようになるかのように言われてますが、やっぱりできないこともあるんですね。
その一つが読解力。
AIネイティブは、ひとつの価値観で純粋培養される危険があり、やがて国民国家も資本主義も維持できなくなるおそれすらあるという。空恐ろしい。
ビッグデータを読み解くのはAIではなく人間です。
世の中にはいろんな価値観があって、自分は何を選んでどんなふうに生きていくのか、自分で学んで自分で判断する力を持っていないと、AIに使われることになります。
そのためにはやっぱり読書が基本でしょうか。
AI時代だからこそ、めんどくさい人間関係から逃げない。
コミュニケーションもAIが苦手な分野です。
だけど心理学的に欲求や自己愛をうまく操って、消費活動に結びつけるのは得意中の得意。
でも、避けたくなるようなめんどくさい人間関係の折り合いなんてものはAIにはできません。
またそこから生じる愛情や親しみ、充実感なんてのも、きっとAIには理解不能。
とはいえ人間の脳の働きも結局は電気信号。
遠い未来はすべて計算式で解明できる日が来るのかどうかは知りません。
友だちをたくさんつくらないといけないとは思わないけれど、今しばらくはご縁のある身近な人とはちゃんと向き合い、めんどくさいことを乗り越え、折り合っていくこともまた、AIに負けない人間の大事な能力ではないでしょうか。
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