インプット以上のアウトプットはできない。
これは佐藤優氏がよく述べている言葉です。
よく考えたらあたりまえのことなんですけど、インプットとアウトプット、バランスよくうまく連携できないことが少なくありません。
自分の持ち味をないがしろにした見当違いの成果や実績を出そうとして四苦八苦してることないでしょうか?
また勉強して資格をとれば、自動的に成果や実績が出ると思ってませんか?
インプットは正しく活かしてこそ努力が報われます。
まずは正しいインプットの方法を確認しましょう。
【インプット活用法】すでに持っている知識・経験が持ち味になる。
インプットというと、勉強して新しい知識や経験をどんどん積むことのように思いがちです。
もちろんそういうことも大切です。
でも、すでに持っている知識やこれまでに経験してきたことを活用し、アウトプットにつなげていくこともインプットでできる重要なこと。
すでにある知識や経験は、あなた独自の持ち味になるものでもあります。
どうすれば持っているものを活用できるか?
そのために何が足りないか?
そのことを考えてインプットするようにしたい。
ほかの人と比べてばかりいると、いろんなものが足りなくなってくるんですよね。
そうすると、とにかく勉強せねばとあせったり、自分は何にもできないと思い込んだりしてしまうんですね。
わたしはもともと読書が嫌いじゃなくて勉強も楽しかったりするので、そのうち勉強が目的になってしまうことがよくありました。
趣味で楽しむためならそれでもいいんですが、自分独自の持ち味を活用するための勉強なら、その目的を見失わないように、まずは自分がすでに持っている知識と経験を認識することから始めたい。
【インプット活用法】すでに持っている自分の知識・経験を認識する方法
すでに持っている自分の知識や経験を認識する一番簡単な方法は書くことです。
履歴書や職務経歴書あるいはプロフィールなどを書くときは、嫌でも自分の知識や経験を思い知りますよね。
こうした誰かに見せる用ではなく自分用に書くこともおすすめします。
わたしは「したこと考えたこと日記」を書いてます。「できたこと日記」や「成功日記」でもいいですね。
自分の持ち味を活用するのが目的なので、ネガティブな感想を書くときでも前向きな言葉に変換して書くようにします。そうすると自信を失うようなことがあったとき、いつまでも引きずらないで気持ちを切り替える訓練にもなります。
日記でなくても気づいたらメモするとか、書く時間を作るといったかたちにしてもいいです。とにかく書く習慣をつけるんですね。
書くのが苦手で何を書いたらいいのかわからないという人は、事実だけをそのまま書く練習をするといいですよ。
無理に考えや思ったことを入れようとするとおっくうになることもあるので、行動や見たこと、聞いたことを淡々と書くだけにするといいです。
【インプット活用法】読解力をつける方法
自分の知識や経験を認識し、伸ばしていきたい場合、避けられないのが読解力です。
読書がどうしても苦手な人はビデオやヒアリングでも読書と同じように学ぶことができます。
それでもやっぱり読解力は必要。
どんなインプットも間違って理解してしまうと役に立たない可能性があるからです。
読解力はインプットの要約で身につきます。
要約というのは大事なポイントだけをまとめることですね。
日記はその日の要約みたいなものなので、日記も読解力の練習になります。
わたしは「ほぼ日5年手帳」をつけてますが、これぐらいだとすぐ書けていいですよ。
まとめ
アウトプットに活かせるインプット習得法
- すでにインプットして持っているものが持ち味になる。
- すでに持っているインプットを認識するために書く習慣をつける。
- インプットを高める読解力は要約する習慣で身につけよう。
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