ブログ読者はお金の話がお好き? 家事ブログの方向性について。

kaji-hoko

そもそもブログを始めるきっかけがお小遣い稼ぎや副業だったりするので、人気ブログのテーマはほとんどがお金がらみです。

ブログのアクセスアップもすべては収入を上げるため。
そうするとどうしても同じような路線になって、その中で競争して消耗していくんですよね。

わたしも一時消耗しました。そうして消えていったブログもたくさん見てきました。

その一方,競争を避けてブログ運営をしても、人が来ない見当違いのブログで失敗する場合もけっこうあります。

ブログは読者がいてこそ成立するもの。あまりに読まれないと、続けられなくなるんですね。

この家事ブログでは、主婦おかしが小さな暮らしをめざしている過程で知り得た情報や思いを発信してきました。

収入がほしいという下心はあったものの、稼ぐことに特化したブログを目指すことができず、結局雑記ブログのようなかたちで育ってきました。

平成時代の終わりを迎え、ここでもう一度、主婦おかしがこの家事ブログで伝えられること、伝えたいことを考え、よりたくさんの方に読んでいただけることを願って、明確な方向性のあるブログを目指すことにしました。

主婦おかしが家事ブログで伝えられること

自分にできることを考えるために、これまでしてきたことを振り返りました。

わたしがブログを始めるきっかけになった仕事は某オンライン作文教室の講師の仕事でした。

わたしはこの仕事でブログというものを知り、ネットの扱いを学びました。

電話で生徒たちのエピソードを聞くのも、書いて送ってくれた作文を読むのも楽しい仕事でした。

あらためて書くことの大切さやおもしろさに気づかされた経験でした。

この作文教室は、講師が一方的に作文スキルを教えるというものではなく、生徒の読書や作文の手助けをし、自学自習する習慣をつけてもらい、生涯役立つ独学力を身につけてもらうというのがコンセプトなんです。

だから講師は学力よりサポート力なんですね。

わたしはその教育方針に共感し、10年あまり続けていたんですが、週一回10分の電話ではじゅうぶんなサポートができないという限界も感じてました。

わたし口下手ですから。

保護者は多忙な方が多く、教室の教育方針をよく理解しないまま、とりあえず受験に合格できる表面的な作文スキルに期待している方もいて、残念に思ってました。

その後、そのオンライン作文教室の教材を使って独立して作文教室や通信指導ができる講師資格を取得して講師を引退。現在に至ります。

わたしは今でも読み書きという基本的な力をつけることは地味でないがしろにされてますが、たいへんな力になると思っています。

どんなにいい学校を卒業しても、読解力や思考力が乏しく、大人になって苦労している人が多いように思うからです。

学力は教えてもらうものではなく、自学自習して身につけるものです。その独学力が身についていないせいで、いくら表面的なスキルを磨いても、思うような力が発揮できないでいるように思えてなりません。

世の中には知らないと損することがたくさんあります。

今の世の中が生きづらいと感じるとき、資本社会でお金に行き詰ったとき、AIに仕事を奪われそうになったとき、自滅しないでどんなことができるのか?

資格やキャリアは何の力にもなりません。

自分のポジションを冷静に判断し、戦略を考えるタフなおとなになるには、独学力が大きな武器になります。

そのために読解力を鍛え、作文を書くんです。

その方法についてお伝えしていこうと思います。

発達障害サポーターとして

わたしの子どもは発達障害です。

最近は発達障害の認知度が上がってきましたが、ひとことで発達障害と言っても、ひとりひとり困難な状態が異なるので、社会で生きていくのはなかなか難しい面がいっぱいあります。

子どもが発達障害で一般社会で生きるのが難しいと知ったとき、はじめてわたしはこの社会とは別の世界があることを自覚しました。

あたりまえのように社会になじんでいたときは、この社会がすべてだと信じてました。

でもわたしがすべてだと思ってた社会はほんの一部分に過ぎなくて、まったく別の世界で精一杯生きてる人がいっぱいいるんですよね。

働く人と働けない人、富裕層と貧困層、健常者と障害者、経営者と労働者、いろんなところで分断がクローズアップされてます。

気の合う似た者どうしだけの集まりは脆(もろ)いんですよね。

文化も考えも能力も違う中で、どうやってわかり合い、助け合えばいいのか?

どんな人も社会と関わらないことには生活できない現実があります。

わたしが経験し、知り得た発達障害関連の話は、ほかの誰にも伝えられない独自のコンテンツですが、同時に多くの方が思い当る問題も含まれているんですね。

考えるきっかけになることを期待します。

すべては家事

家事というと、炊事・洗濯・掃除といったことを連想しますが、主婦のわたしにとって、作文のサポートをすることも、発達障害の子どものサポートをすることも、ブログを書くことも、すべて家事です。

暮らしに欠かせない仕事です。

家事ブログは今後、作文サポートや発達障害サポートに関する記事の充実をはかり、特徴あるブログに進化していく予定です。

家事ブログは見えない暮らしの豊かさに目を注ぐライフスタイルを提案していきます。

よりたくさんの方に読んでいただけるよう励みますので、今後とも家事ブログを応援してくださいますようよろしくお願いします。

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