糖質制限は低コストでないと意味がない

炭水化物を抑えた食事を考えなしにやろうとすると、むやみに食費がかかって挫折します。

血糖値が気になって何とかしたいと思っても、結局食費がネックになってあきらめる人が少なくないのではないかしら。

低所得者層ほど炭水化物率が高いと言われてます。

ここで糖質制限をあきらめたら、最大の節約である健康維持が望めない上に、さらに家計負担が将来増大する可能性も……。

糖質制限は手間もお金もかけない

糖質制限市場は年々増大しているそうです。

たとえば、ごはんをかさまししてくれるこんにゃく米、かんたん便利だけどびっくりするぐらい高価。こういう手っ取り早い食材は置き換えダイエット食としてとんでもない付加価値がついていたりします。

こうした便利な糖質制限食材、基本的に必要ないんですよね。

お金に余裕がある人はどんどん利用して頂いてていいんですが、そうでない場合、ときどき上手に利用する程度にとどめたい。全面的に頼ると続かず挫折するのがオチだからです。

特別な食材を利用しなくても、それなりの糖質制限はできます。

早く始めるほど簡単に手間もお金もかけずに糖質制限食にシフトできます。緊急に厳格な糖質制限を迫られるカラダになってしまわないうちに始めるのがコツです。

わたしには関係ないと思っている人ほど危なかったりします。日本人の炭水化物平均摂取量は、WHOが定めた適量の2倍だそうです。ほぼ全員糖尿病リスクがあると思ったほうがいいレベルなんですよね。

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宗田哲男 朝日新聞出版 2018-01-12

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糖質制限は厳格さより続けやすさ

糖質制限にはいっさい炭水化物をとらない厳格なものから緩いものまで多種多様な方法があります。

断捨離や片づけと同じで、いっぺんに完璧に糖質制限しようと思わないこと。

糖質制限は炭水化物以外でお腹いっぱい食べられる食材選びが重要になります。

うちでは豆腐と卵が重宝してます。

肉は豚と鳥、魚は缶詰が便利。

野菜はキャベツ、玉ねぎ、大根が安ければ大量消費できて便利。もやしもかさましによいです。

凝った料理はしません。めんどうなときは鍋やカレーが定番。さいわいうちの家族は毎日鍋でも喜んでくれるのでありがたい。豆腐や卵はそのまま炒めるだけでも食べられますし、野菜と合わせていろいろアレンジできるので欠かせません。

豆腐は冷凍して高野豆腐にすると、食べ応えが増してお得感があります。

カレーはスープのようにおいしく飲めるようにすると、ごはんがたくさんなくてもお腹いっぱい食べられることに気が付きました。

おかずが充実すると、自然とごはんの量が減らせます。だけどあんまり手間をかけずにできることだけをするのが長続きするコツだと思ってます。

ステビアリキッド

ステビアは砂糖の200倍甘いと言われてますが、甘さが違うので何とも言い難い。

独特の苦みや癖がありますが、慣れてきました。

確かに数滴で甘みが感じられるので、飲み物を甘くするのに重宝してます。

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