食品を無駄にしないきわめびとの為になった話

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NHKに「助けて!きわめびと」という番組があるのをご存知でしょうか。

毎回視聴者のお悩みをきわめびとが解決してくれるという番組なんですね。

先日、節約したいのに、食品を無駄にしてしまう主婦が登場。

きわめびとは、南極の昭和基地で1年4か月調理を担当していた方でした。その食品管理術が素晴らしい。

食費を節約するポイントは2つ

昭和基地のきわめびとは、期間中食材を買い足すことはできません。また、ゴミは持ち帰らないといけないので、食材は無駄なく使い切ることが求められるそうです。南極では、徹底した食品の在庫管理をしないとたいへんなことになるんですね。

きわめびとのアドバイスは次の2つ。

食費を節約するには、

  1. 食品の在庫管理を徹底する。
  2. 食材を無駄なく使い切る。

食費の節約は、まとめ買いすることでも安い商品を買うことでもありませんでした。まあ言えば、ごくあたりまえのことをきっちりすることが大事だったんですね。

1.食品の在庫管理を徹底する。

食品の在庫管理、意外といい加減な方、少なくないのでは……。

その中心は冷蔵庫です。中身を書いて表に貼り出す方法を実践している人はエライ!

きわめびとのおすすめはノートに書きだし、使ったものは消していく方法。

買い物のときは、消したものだけ買うようにします。

こうして食品のだぶりや買い過ぎて使い切れなくなる事態を防ぐんですね。

わたしも毎週買わないといけない定番商品と、買いたいもののメモを持って買い物に行きます。うっかり買い忘れることが多いからです。

でも、そのメモを忘れることも……。

オットはわたしの買い忘れを警戒して、何かと在庫を持ちたがります。

もっとメモ習慣を徹底するようにしたほうがよさそうです。

2.食材を無駄なく使い切る。

食材を無駄なく使い切るには料理のテクニックがないと難しそうです。

きわめびとのアイデアは、

  • 家族に食べたいものをホワイトボードに書き込んでもらう。
  • スパイスや調味料を駆使する。

というもの。

食べたいものを書き込んでもらうのは、献立がワンパターンにならないためです。

限られた材料で、できそうなものをそれらしく作るんですね。これがなかなか慣れるまでは難しそう。

作ったことがない料理を今ある材料でそれらしい料理にするために駆使するのがスパイスや調味料というわけです。

たとえば、

  • 中華風⇒ごま油
  • インド風⇒カレー粉
  • 台風⇒ココナッツオイル、ナンプラー
  • イタリア風⇒オリーブオイル、バジル

といった具合。同じ野菜炒めでも別メニューになります。

材料がそろってないからできないという思い込みは捨てて、あるもので何とかしてしまう心意気を持つこと。ここはある程度いい加減なほうがいいのかもしれません。

スパイスを使いこなすのに料理の腕はあまり関係なさそうです。

ちなみに、スパイスはデトックスにいいんです。お疲れ気味の方は積極的にとったほうがいいそうですよ。

「きょうのごはん何にする?」と家族に聞いても、すぐに思いつかなくて「なんでもいい」とか言われたり、逆に思いもかけない無理な注文を言われたりしてめんどうくさいだけだったりしませんか。

その点、食べたいモノを好きな時に書いてもらうというのはいいアイデアだと思いました。気楽に献立の参考にして、スパイスでもどき料理を作れば、きっと家族にも喜んでもらえると思います♪

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