頻繁な手洗いには、合成洗剤より石けんを使いたい。液体石けんは便利だが、コスパ的には固形のほうがいいといわれている。
取り扱いを工夫すれば、衛生的で掃除がラクなのも、じつは固形石けんのほうだということはあまり知られていない。
液体石けんの容器はけっこう汚れやすいのだ。放っておくとカビることもある。液体石けんが固まって容器を詰まらせることもある。液体石けんは使いやすいが、衛生的に管理するのは意外と難しいのだ。
固形石けんは使うときだけ濡らすべし。
固形石けんもまた、ぬるぬるして周囲を汚すのは同じ。わたしも掃除がおっくうで困っていた。
ところが、固形石けんは使うときだけ湿らせて、使ったらすぐ乾かすようにすると手間がないことがわかった。石けんは、風呂場や洗面所で湿ったまま置いておくからめんどうなことになる。
といって、風呂場や洗面所で石けんを使いたいとき、そばになければ不便である。
そこで石けんは、使いたいときに取り出して使えるようにした。
固形石けん使用後は、すぐ布にくるんで乾燥させるべし。
固形石けんは液体用ポンプのような場所をとらない。また、乾燥した石けんは、小皿や瓶、箱など、比較的保管場所を選ばないのがいいところだ。
しかし、使用後の湿ってぬるぬるした石けんをそのままどこにでも置くわけにはいかない。そこで、使用後の濡れてぬるぬるした石けんは、布でくるんでそのまま乾かすことにした。布にのせておけば、水分が抜けやすく、早くサラサラに乾く。乾いた石けんは、適当な入れ物に入れて手に取りやすい場所に保管する。湿ったまま置いておかないようにするのがポイントだ。
こうしておくと、使いたいときに取り出して使えるので不便がない。石けんをくるんだ布は、そのまますすぐだけできれいなので干すだけで簡単。石けん用の布を数枚用意しておくと便利だ。
うちではさらし布を石けん皿のように使っている。ハンカチやふきんのようにたたんで使うと具合がいい。そのままくるんで収納することもできる。さらし布は洗って干してもすぐ乾くので使いやすいが、タオルや手ぬぐいなど、手持ちの布で代用してもいい。
固形石けんは、ぬるぬる溶けたものが周囲を汚す。いちいち乾燥させるなんてめんどくさいと思いがちだが、このように布でくるんですぐ乾かすようにすれば、乾いた固形石けんは扱いやすく、掃除の手間がない。
固形石けんは、液体石けん以上に質のいい無添加なものも多く、肌にもやさしい。自然素材の石けんは、合成洗剤よりもウイルス破壊力がすごいという説もある。
コロナにも?自然素材石けんは合成洗剤の「1000倍のウイルス破壊力」
また、固形石けんを電子レンジでチンすると、もこもこ石けんができることを知った。 使いづらくなった小さな石けんをまとめるのに楽しそう♪
小さくなった石けん、レンチンすると……
ハンドソープが品薄な中、固形石けんは比較的手に入りやすい。無添加石けんでなくても、合成洗剤と比べれば圧倒的に添加物が少ない。
肌や地球環境への負担も軽減できる固形石けん、見直してみてはどうだろう。
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