コロナウイルスなんて、そのうちなんとかなるだろうと思っていたら、日に日に深刻になって、どうにかやっとおさまる頃には、経済も政治もめちゃくちゃになってて、世の中が一変してしまっているかもしれない。
そんな心配がいよいよ現実味を帯びてきてビビってる。
みんながたいへんなときは、助けを当てにできない。国や自治体などの支援は、あっても時間がかかる。感染拡大がおさまるまではもちろん、世の中の騒動が落ち着くまで、どうにか自力でしのいで生き延びられる方法を本気で考えたほうがよさそうだ。
消費を抑えた小さな暮らしにシフトするしかない。
資本社会は借金して動かすようにできている。だから手元に資金なんかなくてもビジネスができていた。そうした事業は、経済が止まるといっぺんに資金繰りに行き詰まる。超一流の自動車企業などは、さっそく何兆円単位の融資を銀行に求めていたが、そんなことができるのは一握りの上澄みだけである。資金繰りに困った事業主は、当然雇用が維持できなくなって、家計を直撃することになる。
今はどうにか家で過ごせていても、おいおいこうした影響が出てきそうだ。
うちはもともと貯金も収入も多くない。そのおかげでコロナ前から家計の危機感は強かった。弱い家計ほど世の中の波をまともに受ける。だとしても、少しでも先延ばしにする対策をしたいと思う。
リモートワークするために、パソコンが売れているという。マスクを手作りするために、手ごろなミシンも人気だそうだ。うちにいながらできることを模索するのも結構なこと。
でも、家計の破綻を先延ばしにするのに今もっとも有効なのは、消費を抑えた小さな暮らしにシフトすることだ。
自分専用パソコン買うなら、親切パソコン工房がおすすめ♪
おすすめ♪ お手頃ミシン
そのためには、生活費を把握する必要がある。手持ちのお金でどれくらいの期間生活できるか、できないか。その生活費はどこまで縮小できるか、できないか。家計に行き詰ったときの支援策はあるか。そういうことはまだ余裕のあるうちに調べるようにしている。
うちはコロナ前からほとんど外食しなくなっていたが、うちでする食事の費用は今後さらに抑えたいと考えている。光熱通信などの固定費もまめに見直すようにしている。
家計は、よそのおうちと比べても仕方がない。固有の事情がそれぞれあるし、手持ちの差や稼ぎの差、性格や習慣の差もありそうだ。ピンチの今、よそんちを妬んだり、不満を言って気晴らしするのは否定しない。でもうっかりSNSなんかにつぶやいて、トラブルに巻き込まれたりして、かえって病むようなことにならないように気をつけたい。せいぜい信頼できる相手に愚痴や有名人の悪口を言うぐらいにとどめるのがおすすめ。
家計管理でもやもやしたときは、昔からある「うちはうち。よそはよそ。」という便利な魔法の言葉で自分をなぐさめる。案外効果がある。
息抜きの娯楽や趣味、ご褒美的な消費は、家計にゆとりのある人たちにおまかせすることにしたい。うっかり同じ調子で消費して、破綻しなくてもしのげた家計が持ちこたえられなくなってはおもしろくない。いっそケチケチゲームをおもしろがりたい。
と言って無駄な消費をまったくしないというのもいけない。人間、ハンドルの遊びみたいな無駄も必要というからだ。そこはちょうどいい塩梅でほどほどに。かと言って緩くなっては何にもならない。
困難なコロナ対策と似ている。
手持ちの資源を見直そう。
ないものは買う。そういう生活は、コロナ前で終わるかもしれない。鎖国のような状態が長引けば、日本はいろんなものが不足する事態になる。
そのうち待てば入荷するどころか、しばらく、当分、今後まったく品物がない、というのがあたりまえになるかもしれない。
そうなってくると、買いだめすることに神経を使うより、あるものを有効に使う方向に転換できるほうがいいかもしれない。最近はいろんな生地で思い思いに作ったマスクが見られるようになった。防護服やフェイスシールドなんかもあり合わせの材料で作る人たちがいて頼もしく思う。
ないならないなりの新しい生活を見い出していきたい。
わたしもあらためて自分にできることや持っているものを見直しているのだが、できないことばかり気になって困っている。わたしは長所を聞かれると答えに困るタイプみたいだ。長所は短所、短所は長所であることを理屈ではわかっているつもりなのだが……。
最後はやっぱり心身ともに健康でいることか。
趣味の読書や作文、ワードプレスづくりに。読書作文教室@みのり開催中♪
スポンサーリンク