日々回したい家事の見える化をすれば、家事が滞ってたまってしまう問題点がおのずと見えてきます。
そんなのわかってるけどどうしようもない、とあきらめる前に、ここで問題点をあえて明確にしてみましょう。
家事が回らない3つの理由
- 無理をしている。
- 時間がない。
- 体調が悪い。
家事が回らない理由はいろいろあると思うんですが、ざっくり3つに集約できます。
1は実情に合わない家事をしようとしているということです。
2は家事以外のことに時間を割かれる事情がある。
3はそのままで体調が悪いと思うように家事ができないということ。
こうしてみると、3つの理由は相互に関連していることもわかってきます。
家事には意外と理想と現実のギャップがあるんですよね。ほんとなら「もっと丁寧にきれいに暮らしたい。」そう思ったことがない人なんていないのではないでしょうか。
また、「こうしないとけない」「こうあるべき」といった常識めいたものに縛られてることもけっこうありませんか?
暮らしは時とともに変化し、千差万別です。
だったら家事もまた、それぞれの事情に合わせて現実的に取り組んだほうがいいはず。
それがなかなかできないんですよね。
家事を回す3つのポイント
日々の家事を回すために、先にあげた回らない原因の解消に努めます。
- 無理な家事は捨てる。つまりどうしても回したい家事だけに厳選する。
- たえず家事の時短を模索する。
- 体調管理に努める。
理想や願望はあらため、日々の家事はその日のうちに片づく量に断捨離。とりあえずは暮らしに支障なく、たまらない程度の現実的な家事スケジュールを作りましょう。
家族など他者に対する不満については、自分を変えることで状況打開する方法を模索します。
もちろん話し合いでもいいんですが、それができるならおそらくとっくにしてますよね。
というわけで、ストレスをためないためにもまずは自分が動くことをおすすめします。
そんなことではどうにもならないと言いたいところをグッと飲み込んで、他者と関わらないところで家事の見直しを始めてみてください。解決を急がず、時間を稼ぐつもりで取り組んでみましょう。
とくに何も解決しないように見えても、自分が変われば確実に状況は変わります。少なくとも何もしないときの気持ちとはまったく違ってきているはず。
また、家事をためないために、だらだらいつまでも家事をしないことも大事です。50代のわたしは睡眠時間の確保を何よりも優先するようにしています。元気でいれば、取り返すチャンスはあります。家事を回すには、コンディションを整えることも重要なポイント。しんどいときは早めに休み、家事が滞ることで発生する支障を最小限にしましょう。休みにくい場合は、多少大げさに具合が悪い演技をしてみるのも方法です。
家事にやる気が出ないのは、家事がうまく回っていないから。
今回は家事を実情に合った現実的なものに見直すために、家事がたまる3つの原因に着目しました。
「日々回す家事の見える化」で明らかになった現実と向き合い、実情に合った無理なく回せる家事に少しずつ進んでいけたらと思います。
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