在宅ワークとはいえ、50代主婦が仕事に就くのは簡単ではない。
なぜなら、在宅ワークで求められているのは、育児などの事情で今は勤められないが、かつてバリバリ働いていた経験とスキルのある人材で、かつ若く、フルタイム働ける人だからだ。
どんな仕事が多いかを調べてみた。
在宅ワークの3大職種
在宅ワークには大きく3つの種類がある。
販売・営業
販売や営業は、どんな仕事にも必要な分野である。
この分野の仕事は、年齢やブランクに関係なく求められているので、得意な人は仕事に困らないと思う。
フリーで仕事をする場合もこの営業力は不可欠。就活では自己アピールがこれに相当する。
営業ができる人はどんな仕事もできると言ってよく、得意でない人のほうが多いのではないかと思う。
でも、美容・健康など得意分野がある人や、知人が多い人なんかは、自覚していないだけで才能がある可能性もある。また、直接対面は苦手でも、電話やメール、ブログなどの記事ならできるという人も少なくない。
はじめから苦手意識を持たないほうがいいかもしれない。
顧客対応
電話やメールでの顧客対応は、よほど大手の企業でない限り、まだまだ機械化はされておらず、最近の在宅ワークの中心になりつつあるように思う。
臨機応変な対応力と通信ツールを使いこなす能力が問われる。一見、誰でもできそうだが、緊張が強いられる案外過酷な業務と思われる。
しょっちゅう大量募集していることからも人材不足がうかがえる。
拘束時間が長いのも気になる。
事務
在宅ワークの事務は人気の職種。エクセルやパワーポイントのほか、Adobeの Illustratorなど、高いスキルが求められる。
さらに顧客対応やミーティングなど、ほかの仕事もこなさなければならない場合も多く、ひと昔前のように、簡単な入力作業だけのような仕事はほとんどない。
その代わり、時間給や給料制のところも増えてきている。その分、拘束時間も長く、求められることも多いようで、決してラクではなさそう。
在宅ワークのメリットが消えつつある?
働く場所が会社か家かというだけで、働き方は会社員と変わらなくなってきている。また、年齢は若いほど有利とまでは言わないまでも、50代以上はやはり敬遠される場合もありそうだ。
それでも能力次第で収入が安定するという意味では、在宅ワークの労働環境はよくなってきていると言えるのかもしれない。
ただ、年齢に関係なく、好きなように働くフリーで安定した収入を得るのは、相変わらず難しそうだ。
在宅ワークに限らないが、やはり得意な能力を磨き、営業力を身につけるに越したことはない。
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