インターネットでゆうちょ銀行使おうと思ったら、トークンが電池切れして使えないことがわかった。確かにいつか電池切れしそうなシロモノ。
トークンというのは、ワンタイムパスワードを作ってくれる機器で、ゆうちょ銀行から送られてくるものだ。再発行には1,650円かかるという。
スマホがあれば、トークンの代わりに「ゆうちょ認証アプリ」というのが無料で使えるらしい。ここでもスマホである。
金融口座は管理可能な数に整理。
まとまった収入が安定してない者にとっては、せこいとか細かいと言われるような手数料にも敏感にならざるを得ない。
金融機関も莫大な経費がかかる口座管理をこれまでのように無料のサービスでやってくれない。使われていない銀行口座はまもなくすると休眠口座に移され、知らない間に手数料が引かれて残高がなくなる運命にある。
引っ越しや転職で使わなくなった口座をそのまま放置すると、場合によっては損をする。
個人も口座の管理や整理が必要になってきているようだ。
地方には都市銀行がない。今後さらにATMが減るというので、うちは地元の地方銀行、ネット銀行、ゆうちょ銀行あたりにまとまりつつある。まだまだ現金でなければ不都合なことが少なくないので、入出金の利便性は重要である。地方でも店舗数が多いコンビニATMが手数料無料で使える金融機関はポイントが高い。
たいてい残高や取引数などでランク付けされるので、ある程度集中して利用する口座をメイン口座として持つと有利だが、分散させたほうが安全ということもある。
肝心なのは、管理可能な数に絞って目が行き届くようにすることだ。これからは使わなくなった口座は解約し、余計な口座は持たないようにすることも大事になりそうである。
わたしは都市銀行や郵便局など、解約することすらできなくなって休眠口座にしてしまった口座がいくつもある。いずれもほとんど残高がないものばかりだが、口座の解約には口座開設時に申請した住所や暗証番号、印鑑などが必要で、当時から手続きが非常にめんどうで、そのまま放置するのが一般的だったのだ。開設口座の数が銀行員の成績になってたような時代である。わざと解約しにくくなっていたのかもしれない。
銀行の名前も変わってしまい、今は何という銀行になったのかもわからない。そんな通帳がいっぱいあって、うかつに処分することもできなくて困っている。捨ててもだいじょうぶなんだろうけど。
ぜったい安全なんてものはない!
ドコモ口座の件では、スマホを使おうが使うまいが、パスワードを使い回していようがいまいが、そんなのに関係なく、勝手になりすまして口座を作られて送金されてしまうという、個人では防ぎようがないことが起こるってことがわかった。
でも、事故に合わないためにいっさい車に乗らないなんてことができないように、今の時代、インターネットをいっさい利用しないで生活するのは難しい。
できることは、不正や事故にいち早く気づけるようにすることくらい。口座管理と整理は大事。
停電で電気が使えない事態も忘れないでいたい。
こうすればぜったい安全なんてことはないのよね……。
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