この頃、畳の部屋が気に入ってます。
若い頃は、畳の上に、板張りのカーペットを敷いたりして、フローリングにあこがれたものでした。
畳の和室がうとましくさえ思ってました。
なんであんなに嫌ってたのか、今となってはわかりません。
ライフスタイルも景気次第
今思えば、若者にありがちなただの西洋カブレだったのでしょうか。
欧米のドラマや映画に出てくる個室やベッドの暮らしがしたくてしようがなかった。
で、今はミニマリストが流行ってるから和室を見直してきたのかも。
わたしってなんてミーハーなんでしょ。
どんな暮らしをよしとするか、なんだかんだ言っても景気次第なところもありそう。
年をとれば働けなくなるし、収入が増えるアテもないし、となれば、持たず小さく暮らそうという流れになるのはごく自然なこと。
そう思って見てみたら、畳の部屋も悪くない。
いや、実によくできている、と感心する今日この頃なのです。
畳の部屋の暮らし
布団を上げて、毎日ストレッチするようになってからというもの、どうにも畳の上にあるゴミくずが目について仕方ない。
思わず手ほうきで身辺を掃き掃除するようになって、その範囲が徐々に広がって、とうとう六畳一間の部屋が毎日きれいに維持できるようになったのでした。
座りながら小掃除、ラクチンで意外と楽しい。
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畳はストレッチするにも硬過ぎずやわらか過ぎずちょうどいい。
寝っ転がるも直に座るも違和感なく抵抗がない。
布団を敷いて寝るには最適です。
何より箒で掃除しやすく、これが非常にきれいになって気持ちいい。
こんなにいいものだったとは!
わたしはこれまでになく一番畳が大好きになってます。
将来的には、畳の上にあるモノを極力減らし、畳の暮らしをもっと満喫したい。
古くて使い勝手の悪い家だと文句ばっかり言ってたのが嘘のよう。
ごめんね。今は大好き、って言ってます。
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