台風が近づいている。豪雨もコワいが、さらに暴風が吹き荒れる台風はもっとコワい。そうでなくても猛暑とコロナで逃げ場がない今、いつもよりコワい。
自然災害は備えるにも逃げるにも限界があるので、いつも結局おろおろしながら通り過ぎるのを待つしかない。
阪神大震災が一番の被災経験だったが、数年前、台風で数日停電と断水になったときもずいぶん困った。今思えば、目の前にある小学校が給水場になって便利だったし、店や自宅などの建物の被害が少なくて、通常の生活ができていたのは不幸中の幸いだった。
この頃は、ふだんの生活を破壊する規模の災害が頻繁に起きるからコワい。もうそうなったらなすすべがないけれど、断水や停電時の備えぐらいは考えておいた方がいいかもしれない。
冷蔵庫は開けられなくなる
停電が一日ですむような場合は冷蔵庫はそのままでだいじょうぶだが、実際には停電がいつまで続くかわからない。内部の冷気を保つためにはなるだけ開けないほうがいい。
とはいえ、中のものが傷む前に、消費できるものは消費したい。こんなとき、中に何があるかを把握している人は強い。また、まとめ買いしてないほうが有利である。
まとめ買い派でも、調理して保存している場合は、うまくすれば長持ちさせられるという。
だからといって、いつもいつも停電リスクを考えて冷蔵庫を使っているわけではない。
そのときの台風の進路予想と、買い出しに行ける日と、冷蔵庫の中身の状況次第である。
浴槽の水
浴槽の残り湯は、ふだんうちは洗濯に使っているが、断水時には何かと便利である。排水溝からの水の逆流を防ぐのにも役立つ。
しかし、竜巻が来た時、空の浴槽に逃げるといいと聞いたことがある。
竜巻はレアな気がするけど、この前、うちの地域で注意報が出た。このところ増えてる気がしないでもない。
浴槽の水はあるときはあるけどないときはない。臨機応変にするしかない。
カセットコンロは停電時に便利
うちには停電時に備えてカセットコンロがある。オール電化なので、停電になると何もできなくなるからだ。ふだんも鍋をするときに使っている。
でも、ほんとはガスボンベの保管も嫌だし、鍋がすべって落ち着かないところが危なかしくて気に入らない。
こんどは、鍋が安定して置けるカセットガスグリルパン「ビストロの達人Ⅲ」というのにしようと思う。このほうが鍋が安定して安全そうだからだ。
カセットコンロは、アウトドア用品としても人気みたい。
これは専用のパンを取り外せばカセットコンロとして使える。コンロが低く安定しているが、火が直接見えにくいのと、テーブルが熱くなるというレビューが多少気になる。
台風、たいしたことありませんように……。
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