市場にだまされない小さな暮らしの充実策

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今の経済の仕組みの中で生き抜くには、心を強くして暮らしを小さくするしかない。

市場は幻想を振りまいて、余計なお金を使わそうとかかってきます。

それに翻弄されてはいけません。

消費者がお金を使い果たして貧困になって回らなくなるまで、経済は止まらないからです。

経済の仕組みがわかる

世間並みではなく所得に応じた暮らしをする

大方の一般人が中流家庭といわれる時期がかつてこの日本にもありました。

「懐かしいなぁ」なんて言ってる場合ではありません。

引退した高齢者が年金暮らしを謳歌できた時期は、今思えば一瞬でした。

コマーシャルやドラマの家庭に合わせたり、ご近所の裕福な家庭を見習うとか、友だちに見栄を張るなんてことは、おいおいでいいからやめる勇気を持ったほうがいい。

まずは自分ちの可処分所得を冷静に受け入れることから始めたい。

可処分所得とは、ざっくり税金や社会保険料、住居費、光熱費といった固定費を差し引いた自由に使えるお金のこと。たいてい思っていた以上に少なくてびっくりする。

今後所得は伸び悩んでいく中、固定費は上がる見込みだから、可処分所得は減る一方と思っていたほうがいい。

これからは、稼いだお金を使うことによって暮らしを充実させようと思うのは危険。

世間並の暮らしは、所詮市場が見せる幻想に過ぎない。

無理してしんどいのが何よりの証拠。

経済のために何も自分がお金を使うことはない。

少しでも早く、いかに少ないお金で充実した暮らしを実現するか、という考えにシフトしたほうが賢い。

「世知辛い」と思うか「おもしろい」と思うかは気の持ちようなのだ。

市場に翻弄されるまま機械のごとく働いて人間らしさを犠牲にするか、経済の仕組みを理解して、破壊されない程度にそこそこうまく付き合って暮らすのか、分かれ道に来ているような気がする。

知的レベルの維持向上できる環境づくりにお金を使う

お金がないと塾にも行けないし、進学もできないし、いい仕事にも就けない、といった負の連鎖が問題になってますよね。

塾やお金のかかる学校に行かないといい仕事に就けないという発想もまた、市場の幻想という面がある。

お金があるのは有利なことに違いないけど、お金がないからできないとあきらめるのはもったいない。

お金がないとダメよ、と思い込まされているだけかもしれないから。

これからは質の悪い塾や学校に莫大なお金や時間を割くよりも、読書力をつけ、自学自習する能力を身につけたほうが生涯役に立つようになる。

機械に負けない人間らしい仕事をするには、読書のような地道なインプットをこなし、思考力を養うしかない。それはお金がたくさんなくても、今の日本なら時間をくふうすればある程度可能。

東大入学者の世帯所得が高いといったデータをやたら言いたがるのは、お金をかけて勉強しないと成績は上がらないといった印象を与え、お金がかけられない人の意欲を失わせようとする市場の策略ではなかろうかと疑っている。

とはいえスポーツでも勉強でも、お金をかけると成績が上がるという一面があるのもまた事実。

人間らしい暮らしを充実させるのに、知的レベルの維持向上は欠かせない。

その環境づくりに大事な資源の一部を捻出することは無駄ではないのだ。

ただし、破綻を招くほど無理することもないし、はじめからあきらめる必要もなくて、見合ったくふうをするということ。

それが経済の仕組みにだまされず、小さな暮らしを充実させる秘訣だと信じる。

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