「あたりまえ」を見直して生活コストを抑える

消費税がとうとう10%になりましたね。これで足りないところにお金が配分されるならいいんだけど、ただただ生活コスト上がっていくだけで空しい。

「稼ぐに追いつく貧乏なし」なんてとても思えなくなってきた。

災害であたりまえの日常があっさりむちゃくちゃになるのを目の当たりにするにつけ、やっぱりあたりまえの日常生活を見直していったほうがいいように思う。

便利な生活はあたりまえじゃない

今さら昔のような生活に戻るのは現実的でないけれど、みんながみんな、同じような生活をしなくてもいいように思う。

わたしは、パソコンがあって出歩くことが少ないので、スマホがなくても困らない。地方暮らしで公共の交通手段がなく、どこに行くにも不便だけど、車は持っていない。

じつは運転免許は持っている。でも若い頃から運転センスがなくて、とてもこわくて乗れない。練習しようと思った時期もあったけど、さすがにもういい。

先日、自家用車とタクシーの損益分岐点を調べたら、やはり通勤などで毎日乗り回さない限り、車を持つよりタクシーのほうがお金がかからない。車は、長く乗ったら乗ったで、年々メンテナンスのお金がかさむ。

だけど地方では一人一台車を持つ家庭が珍しくない。それがあたりまえになってしまっているからだ。わたしは1時間に1本しかない地域のコミュニティバスを愛用している。バスがあるだけありがたい。いざというときにはタクシーがある。これくらいの不便はあたりまえだと思うようになった。

また、台風・地震などの自然災害にいつ被災してもおかしくない日本で、停電リスクをいっさい考えず、電気を使いまくる生活があたりまえになっているのも不安である。停電で断水になってしまう可能性があることを知っていた人はいったいどれだけいただろうか。

いつ壊れてもおかしくない生活をあたりまえの生活にしていいのか。考えさせられた台風シーズンだった。

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なくていいもの

便利な家電はなくても生きられるけど、人はひとりでは生きられない。

とはいえ、どんな生活をしたいと思うかも、それが実現できるかどうかもみな違う。

だけど便利なものを次々消費して、めんどくさい人づきあいを怠ってきたようなところがあったかもしれない。なくてもいい便利グッズでごまかして、なくてはならない人とのつながりをおざなりにしてきた。

時短や効率よりも、もしかしたら平行線を繰り返す気が遠くなるような話し合いをし続けることのほうが大事かもしれない。

新しいものを次々消費することばかり考えて、持っているものを大事にすることをおろそかにしてきたのか。

本当に今、あたりまえになっているものは本当に必要なのか。いよいよ見直すときが来たのだ。

余計なものはないほど、変化に強く立て直しやすい。

ところで、発電する電動自転車「エアロアシスタント」というのをご存知だろうか。発電できる唯一の自転車で、パンクしにくいタイヤを持ち、防災自転車とも呼ばれている。10万円半ばの高価な自転車にもかかわらず、見た目もおしゃれで人気が高い。ところが大量生産されていないらしく、販売店も限られていて、なかなか手に入らない。わたしもほしい。ちょっとしたものだけでも自家発電した電気で使えたら素敵だからだ。普段使いの自転車に乗って、ついでに発電できるというのだからなおさらいい。

aero_assistant

大量生産大規模集中が流行らなくなって、コミュニティ単位で電気を分かち合うなど、いろんな生活スタイルの混在があたりまえになるといい。そのうちそんなふうになるかも。

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