わたしの管理可能時間は1日15時間。モノを減らせば、家事の時間も減る!というのがわかりました。自由な時間を持つために、保管するモノを減らしたい。
だけど、この「モノを減らす」ということ、そうかんたんにはできません。なかなか厄介なんですよね。
とくにアラフィフ世代以上の方、モノを減らすことに抵抗を感じている人、少なくないのではないでしょうか。
「断捨離」「片づけ」の本が売れて、講演会に人が集まるのは、それだけ困っている人が多いからなんですよね。
モノの減らし方
まだ使えるモノを自分がいらなくなったからといって捨ててしまうことほどストレスになることはありません。いただきものだったりしたらなおさらですよね。
リサイクルショップに持ち込めるブランド品なんて、うちにはほとんどありません。譲り先にあてがあるものもありません。
片づけるには、思い切って捨てるよりほかに方法がなかったんですね。いくつものゴミ袋に入れて、それを収集所に運ぶ作業を考えただけでうんざりします。そうしてどんどん先延ばしになってきたんですね。
唯一古本だけは、ネットオフやブックオフに箱詰めして送ることにしていました。
モノの処分にはお金をかける!
あるとき、親の遺品整理を専門業者に依頼する人が増えているという話を耳にしました。モノの量にもよりますが10万円程度かかるらしいです。
それで、ふと思ったんです。タダで処分しようとするから捨てるしかなくなるんじゃないか? 遺品整理や引越し業者が引き受けた不用品は、リサイクルやリユースされるものがかなりあると聞きます。
モノの処分には、相応の負担を覚悟するべきなのでは?
どっちみち、持っていても保管する手間と場所がとられているわけですから、多少の負担をして処分したとしても、損する話ではないんですね。それどころか、有効に使ってもらえるところに移ると思うと、前向きに片づけられそうな気がしました。
モノの処分にはお金がかかるというふうに発想を変えて調べてみると、不用品を寄付として受け入れてくれるところがいくつかあることがわかりました。送料を負担すれば、たいていのモノが片づきます。
ただし、使用した下着や寝具はダメです。新品なら引き受け可能など、条件が細かくあるので注意しましょう。
わたしが利用したのは、以下の二つ。いずれも申し込んで送料を負担すれば、あとはダンボールに詰めて送るだけです。縦+横+高さの合計が160cmまでのダンボール(かなり大きいです。)で、だいたい2,000円弱の負担になります。
不用品の処分に気が進まない感じだったオットも、必要なところに寄付すると言うと、しまいこんでいたスーツを処分したいと言い出してびっくりしました。
処分にある程度負担する覚悟をするようになると、新しくモノを入れるとき、ものすごく慎重に考えるようになったのは、思いがけないメリットでした。
思い出の品。
使うものではないのだけれど、とっておくときりがない思い出の品も、モノが増える大きな原因の一つです。
- 厳選して数を減らす。
- 専門業者に預かってもらう。
というのが主な方法です。
専門業者では、いつでもオンライン上で思い出の品を見ることができるようになっているそうです。
収納できる場所に入る量だけ持つことはもちろんですが、わたしはさらに、ときどき見たいものかどうか、を考えます。せっかく残しても、その存在すら忘れてしまうようなモノは、なんだか残す意味がないように思うからです。
一方、忘れないために残しておきたい、といったモノもあるかもしれませんね。
長く生きていると、思い出も増えてくるので、ふだんから意識してこまめに整理するようにしたいものですね。たまればたまるほど、残すものを選ぶのがタイヘンになります。
モノを減らせば時間が増える!
今一度、確認です。
管理するモノが減れば、家事が減り、自由な時間が増えます。そのためにモノが増え過ぎないように、モノの場所がきちんと決められる程度にモノを減らすことをめざします。
うちが狭いとか収納が少ないと嘆く時間はもったいないだけです。場所に合わせる覚悟をします。
モノがなくて困ることなんて、まずありません。それどころか、うちの中がすっきり見渡せるようになって、掃除もしやすく、かんたんにキレイを維持できるようになるんです。こんなにうれしいことはありませんよね?
励みます!
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