収入が少なくても不安定でも先取り貯金する方法

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うちは毎月の収入にバラつきがあり、余裕もないので、なかなか定額の天引き貯金ができませんでした。

だからと言って、残ったら貯金するというやり方ではまったく貯金ができません。

そこで、どんな収入のときでも、一定割合の額を先取り貯金することにしました。

無理のない先取り貯金額の算定方法

先取り貯金は続かなければ意味がありません。

無理なく確実に貯金できる額を設定することが大切です。

確実に貯金できる額は、手取収入からさらに支払い予定額を差し引いた額をもとに算出します。

うちの場合でいうと、

  • 住居費
  • 保険料
  • 光熱通信費
  • こづかい
  • 税金やガソリン代

など、支払いが決まっている支出額を差し引いた額になります。

これをここでは生活費とします。

生活費の25%を先取り貯金する。

手取収入から支払予定の金額を差し引いた生活費の25%が先取り貯金額です。

生活費の25%も先取り貯金してしまうと生活できない、という場合は、実情に合わせて先取り貯金の割合を少なく設定します。

確実に続けられる低めの割合からスタートするようにします。

貯金する額は少なくていいんです。続けることで達成感は出てくるからです。

先取り貯金25%の内訳

先取り貯金25%は、余裕があれば、さらに

  • 貯金15%
  • 投資10%

に分けます。

投資は投資信託や株式投資などの資金にしたり、資格取得など将来リターンが見込める支出などに充てます。



収入や貯金額は関係ない。先取り貯金習慣が財産になる。

  • 収入が少ないから貯金は無理。
  • わずかな金額を貯金しても無意味。

などと思ってませんか?

わたしも先取り貯金をあきらめて、残ったら貯金しようと思っていた頃は、貯金なんて無理で無意味だとずっと思ってました。そう思っている間は、実際貯金もまったくできませんでした。

ところが、少額でもとにかく先取り貯金するようにしたら、貯金を続けていることが自信になって、貯金するのが楽しみになってくることがわかったんです。額は問題じゃないんですね。

貯金が苦手な人は、無理に目標額を決めたり貯金額を意識しないで、「いつの間にか貯まってた貯金」がおすすめ。

貯めることではなく、貯金を続けることを目標にしてみてください。

たとえ「スズメの涙」や「焼け石に水」でも始めないことには貯まりません。そして、ちりも積もれば山となるんです。何よりコツコツ貯金の継続は、思いのほか気持ちの糧になるものです。

収入が少ないとか不安定というのは、貯金ができない理由にはなりません。

どんなときでも生活費の一部を貯金に回せる家計管理ができたら最強です。そういう人にわたしはなりたい。

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