この頃はちっちゃな財布が人気と聞いた。キャッシュレス化で現金を持ち歩く必要がないからだそうだ。
なるほど。わたしの地域でもずいぶん支払い方法が多様化してきている。
わたしも荷物はコンパクトにしたいので、財布は小さい方がいいと思い、いろいろ試してきたのだが、結局長財布が手離せないでいる。
長財布は何でもまとめられて便利
長財布は確かにかさばる。かさばるだけのことはあって、大抵のものは入る。
わたしが一番重宝しているのは通帳が収納できることだ。
通帳もそろそろなくなりそうだけど、つい最近口座の不正引き落としが多発したときは、結局通帳で確認するのが一番早いなどと言われ、日本のIT技術のお粗末さにがっかりしたものだ。もうしばらくはアナログ通帳も使えそうである。わたしはまめに記帳して通帳を活用しているので、通帳が入る財布は便利なのだ。
小銭入れにカード入れ、別々に持つと、どこかに置き忘れて探し回るのが目に見えるようだ。その点長財布を探せば、大事なものは大抵ここにある。それはそれで落とすとたいへんなのだが……。
お気に入り長財布のデザインポイント
わたしにはこうでないといけない長財布のデザインがある。
ふたを開けると全体が見渡しやすく、小銭入れが大きく開いて探しやすいことだ。
それがなかなかない。
向きを変えないと取り出しにくいとか、開くと逆さになって中のものが落ちるデザインは論外である。そんな財布はないと思うかもしれないが、実際使ってみてひどい目に合った財布は少なくないのだ。あちこち収納ポケットがある長財布のデザインは、いざ使ってみると使いにくいものが少なくない。
また、ファスナーで閉じるタイプの長財布は、ただでさえかさばる長財布がさらに大型になる上、ファスナーの開け閉めが煩わしいのでわたしは避けている。
使い勝手の良さが優先し、13年使ってボロボロになった長財布をなかなか買い換えられずにいたのだが、ようやく同じデザインの長財布を見つけて買い換えることができた。
最大のポイントは小銭入れ。ファスナーを開けるとマチがあるので大きく開いて取り出しやすい。仕切りがあるので仕分けできるのもうれしい。このちょっとした工夫が使い勝手を大きく左右している。
小銭はおろか、現金も見なくなるキャッシュレス化の世の中がそう遠くないうちに来るかもしれないけれど、わたしは今のところというか、当分この長財布を愛用することになりそうだ。
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