2016年7月から使っているパソコンを買い換えた。ときどきふいに画面が真っ黒になったり、フリーズするようになり、そろそろ寿命みたいだからだ。
まだしばらくどうにか使えなくもないのだが、いつ駄目になってもおかしくない。以前は修理に出したり壊れたりしてからあわてていたのだが、今回は独立してひとりで作文教室を始めたこともあり、突然壊れると具合が悪い。
というわけで、早めに注文してきた。
パソコンの寿命は5年前後
パソコンを買い換えるたびにもっとじょうぶで長持ちするパソコンはないものかと思ったものだが、どんなハイクラスなパソコンも、使えば同じように消耗し劣化する。そう思い知ってからというもの、わたしはパソコン工房の一番安いノートパソコンに、3年の延長保証を付けたものにすると決めている。今回は4年保証にするかもしれない。
近くのショップで注文してもらうと送料がかからない。パソコン工房のホームページ掲載の一番安いノートパソコンは、受注後組み立てられるものなので、ショップに在庫はなく、すぐ持ち帰ることはできないのだ。
5万円以下のパソコン工房最安値ノートパソコンSTYLE-15FH043-C-UCSS [Windows 10 Home]
古いパソコンも修理してもらうつもりで持参したのだが、保証期間外のパソコンは見てもらうだけで6,000円かかるという。もしモニターの故障だとしたら4万円ほどかかり、ほかにいくつか部品交換すれば、あっという間に新しいパソコンが買えるような値段になると言われてしまった。つまり寿命ということのようだ。動かなくなるまで、そっとこのまま使い続けるしかなさそうだ。
一番はじめに買ったデスクトップは10年以上使えたものだった。でもこの頃の進化は目覚ましく、自作のパソコンであちこち手直ししながらどうにか10年使うだけの価値があるかどうか、悩ましいところなんだそうだ。クラシックカーを修理しながら乗るような趣味人でもない限り、5年前後で乗り換えるのが無難というから何だか残念なことである。
パソコンは延長保証がおすすめ
パソコン工房の保証期間は通常1年。有料で3年~4年まで延長できる。
パソコンは数年何ごともなく動く場合もあるけれど、ちょっとした不具合が発生することのほうが多い。保証期間内に一度でも修理してもらう機会があれば、延長保証の料金は元が取れる。そして保証期間が過ぎてからの不具合は寿命と考えれば、3年・4年の延長保証の料金はほぼ無駄にならない。
パソコンのメモリ4Gを8Gに変更して発注
パソコン工房の一番安いノートパソコンは余計な機能がないシンプルなものである。
メモリ4Gが基本である。今回2,178円追加して8Gに変更して注文した。
今使っているパソコンは4Gでとくに不自由していないのだが、ほかの性能が上がってきている今、メモリ4Gというのはちょっと頼りないらしい。こうしたメモリ容量の貧弱さが値段の安さになっているのだけれど、パソコン工房では、発注時にお得な価格でカスタマイズできるので便利。
メモリの容量は、複数アプリケーションの同時使用、高解像度の画像編集、動画の実行遅延にかかわる。使い方によっては大容量なければ満足なパフォーマンスが得られないけれど、ふつうに使っている分には、以前のパソコンのように動画がカクカクするとか動かなくなるようなことはないし、動作が遅くていらいらするということはない。もちろんZoomも支障なくできる。
ゲームをするとか、とくにヘビーユーザーでもない限り、これくらいの安価なパソコンの性能でもじゅうぶんかもしれない。最近のパソコンはよくできているのだ。
自分の使い方に合うパソコンは、必ずしもそれほど高価なパソコンである必要はないということを知っていれば、無駄な支出が抑えられるかもしれない。
どんなに大事に使っても古くならないものはない。経年劣化しないものもないのだ。
生活するというのは、こんなふうにあらゆるものを消費することなんだなあ、とあらためてしみじみ思っている。
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