オットが着なくなったスーツをやっと処分する気になった。数年ぶりに取り出してみたら……。
天然素材は気をつけて。
ウールのスーツは虫食いで全滅でした。
たまに虫干ししたり防虫剤を入れ替えたりといったお手入れをすることなく、ただしまいこんでいただけですから当然と言えば当然です。
じつはわたしもカシミヤやウールのコートやニットがことごとく虫にくわれて泣く泣く大量処分したことがあったんです。以前住んでいたところでは、これほど虫に食われることなんてなかったので油断してたんですね。ところが今住んでいるところは古いおうちだからでしょうか。油断するとすぐに虫が付く。防虫剤が欠かせないんです。
オットのスーツも「置いておいても虫がつくだけだから着ないものは処分したほうがいいよ」と、そのときから言い続けてきたのですが、「着るかもしれない。」と言っては持ち続けていたんですね。でもやっぱり思ったとおりでした。食われないわけがないんですよね。
虫のつく洋服は決まって質のいい天然素材のもので、中でもカシミヤやウールが大好きだからにくたらしい。
片づけるきっかけになった本
何のために持っていたのかわからない。
着回せない洋服は、しまいこんで目にしなくなると、お手入れはもちろん、そのうち持っていることさえ忘れてしまうんですね。
- 大事だから。
- もったいないから。
- 捨てるには忍びないから。
- 着るかもしれないから。
と言ってはせっかく保管しても、定期的にちゃんとお手入れしていないと、取り出したときには着られない状態なんですよね。
「着るかもしれない」と思っている洋服は、一番目立つところに出しておいたほうがいいですね。ほんとに着るかどうか、ことあるごとに目にするようにしておくと、判断しやすくなるそうですよ。
片づけ方のヒントが満載
最近はテレビで見かけなくなりましたが、収納DIY達人のさきがけですよね。
「始めなさい」なんてなんだか上から目線のタイトルでちょっと心配になりますが、心構え的なことを偉そうに述べているものではまったくありません。すぐできそうな具体的なヒントがいっぱい紹介されていて参考になる本です。(タイトルが悪いと思う。)
処分に困るモノは持たない!
片付けの何が困るっていらなくなったモノの処分なんですよね。古くなって汚れて捨てるしかないモノはいいんです。
「まだ使えるモノ」が困るんですよね。誰かもらってくれる人がいればいいけれど、自分がいらないものは、たいてい他人もいらない。不用品を寄付する方法もあるけれど、何でもいいわけではありません。手間もお金もかかります。そう、モノを処分するにはコストがかかるんですね。
すると、結局ゴミに出すのが一番手っ取り早いことがわかって重苦しい気持ちになります。そうしてますます片付ける手が進まなくなるのです。
ああ、こんな思いをするぐらいなら金輪際よけいなモノは持たないぞ!とつくづく思う。
この年になると、生活に必要なモノはたいてい揃ってます。なくて困るものはほとんどありません。減らすモノしかないんですね。
このからだが動く間に、いらないモノ、よけいなモノはなるだけ減らしていかなくては、と思うばかりです。
古着でワクチン寄付
今回のオットの古着は寄付することにしました。
靴やかばんのほか、アクセサリーなんかもOKです。段ボールは近所のホームセンターでもらってきました。
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