NHKのあさイチで、家計の助けにしようと主婦が月3万円のパートを始めたら、月6万円の支出が増えて赤字になったという笑えない体験談が紹介されてました。
せっかく働き始めたのに、赤字家計に陥るなんてことがないために知っておきたいことをまとめました。
1.自分の体力を過信しない
うちで忙しく家事をこなす上、さらに慣れない仕事を始めるということは、かなりの重労働であると覚悟したほうがいい。
とくに「家のこともちゃんとやってね。」みたいなことを言うような家族には家事を助けてもらえる期待はできません。
じょうずに手抜きするか、体力があり余っているかのどちらかでない限り必ず疲れます。
今健康であることと、体力があることとは別の次元の問題です。
苦労してせっかく就職しても、体力がなくて続かないケースは意外と多い。
疲れた時の対処法、あらかじめ考えておきたい。
2.働くことで増える支出を把握しよう
仕事をするとき、入ってくるお金のことばかり考えがちですが、仕事をすることで増える支出も必ずあります。
- 身支度費
- 交際費
- 家事手抜き費
以上が考えられる主な支出ですが、体調を崩せばさらに医療費や交通費などがかさむ可能性もあります。
人が動けばお金も動くんですよね。
せっかくの仕事がくたびれ損にならないために、収入に見合う仕事かどうか、冷静に判断したい。
3.働く前に、まず家計を共有しよう
どんな仕事をするにせよ、家族の協力がないと正直たいへんです。
主婦にありがちなのは、家計の苦しい実情を家族に伝えないまま自分で何とか収入を増やそうとするパターン。家計が苦しいなんて、働くオットには言いにくいもの。場合によっては責められるかもしれないなどと思ったりして。わたしも長年そんな感じで悶々としてました。
だけどオットの定年が近づいてきたこともあり、家計の状況について、少しずつではありますが、共有しようと努めることにしたんです。
そうすると、何となく共同体意識が芽生えてきて、お互いに協力しようという体制ができてくるものなんですね。年を取って、いたわり合えるようになってきたんですかね。
オットはオットで、仕事バリバリして、たくさん稼ぐことを期待されてるという重圧に耐えてきたみたいですよ。それが「もういいか」ってなるちょうどいいタイミングだったのかもしれません。ふたりでどうにかしていこうという感じになってきたんですね。
話し合えると、ふしぎなことに問題は何も解決しないのに気持ちはラクになる。
対処法を淡々と話し合うだけで案外不満がたまらない。ふつふつ出てくる不安は共有できるだけで心強い。
いっしょに暮らしている者同士、まずは家計を共有してから働くのがいいかも。
プライベートはこづかいで。
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