ベタっと開脚できるようになるというストレッチ動画の考察

kaikyakustretch doga kosatu

ベタっと開脚にあこがれて、ストレッチを始めて4年?くらいになる。ガチガチだったからだが人並みに柔らかくなっていくのがうれしくて、運動嫌いだったわたしも、おうちでマイペースでできるストレッチと、週に三回4分間だけでいいというインターバルトレーニングが日課になった。

こんなわずかな運動でも、やっているといろいろ興味深いことがわかってくる。

ここ最近、気になっていたのが運動中の膝の痛み。膝にくるような運動はしていないつもりだったのだけど、いろいろ調べていると、結局基本的な筋力がないために、正しい姿勢でやっているつもりが膝に負担をかけていたことがわかった。

開脚するためのストレッチ動画の選び方

開脚するためのストレッチ動画を見るのが趣味のようになっている。というのも、手持ちのテキストのストレッチに飽きたこともあるが、自分でタイマーを使いながら行うより、動画に合わせて運動する方が楽しいからだ。

ストレッチを続けていると、左右差や苦手な動きや姿勢がわかってくるので、プログラムを変えたいと思うようになる。そんなとき、いろんな動画を見ながらストレッチすると気分転換になっていい。

開脚できるようになるための動画は人気があるようで、いろんな先生のいろんな動画がある。しかし、わたしが気に入って利用するのは、動画といっしょにストレッチができるもので、かつ10分前後と短くまとまっているもの。

そうするとかなり絞られて、中身は結局同じようなストレッチだったりする。それでも声掛けや音楽、先生が変わると気分が変わっていい。

開脚するためのストレッチでよくある伸脚ができない。

開脚をするために必要な部分を伸ばすストレッチは、細かな方法は違えど、だいたい決まっている。

中でもお相撲さんの股割のような深いガニ股スクワットと、片脚を外向きに深く曲げたまま、もう一方の足を横に伸ばす伸脚というストレッチは定番である。

これがわたしには非常に難しくてまともにできない。そのせいで膝を痛めそうになっていることに気づいた。自分ではできているつもりだったのだが、膝が足先と同じ向きに開ききれず、ねじれてしまうようなのだ。

伸脚では、かかとをつけたまま深く曲げることも難しければ、バランスをとって立っていることすらおぼつかない。それが悔しくて、無理やりやろうとしたために、いっぺんに膝が痛くなったのだった。

ストレッチは、じつは体幹のバランスをとる基礎的な筋力がなければできないものが少なくない。だから無理をしないでじわじわ進めていくことが鉄則になっている。二週間でベターッなんてのは無茶な話なのだ。

以前と比べればずいぶん柔軟になったので、ちょっとばかりいい気になって、いい加減開脚できるようになってもいいのではないかと過信して、ちょっと先を急いでしまったようである。

お気に入り開脚ストレッチ動画

いっしょに合わせてストレッチできる、10分前後のおすすめ動画。

簡単そうに進めていきますが、かなり高度なストレッチ。先生が美しい。

個人的には女性の先生が好きなんですが、こちらの動画は、いっしょにストレッチしながら見るのにとてもいい。

こちらの動画もいっしょに楽しくできる。この前プロフェッショナルに出演していたので、かなり人気の有名な先生みたい。明るくて元気が出る声掛けがいい。

こちらは20分弱とやや長めだが、ヨガ教室っぽいゆったりした丁寧な進め方がいい感じの動画。

こちらもいっしょに見ながらストレッチするのに最適な動画。わかりやすい解説とリラックスできる音楽で癒される。

こちらはプロのバレリーナの先生。美しすぎて見入っている。合わせていっしょにやろうと思えばできなくもないが、どちらかといえば観賞用。かっこいいのでストレッチのモチベーションが上がる。

この先生も高校生の頃はまだ開脚できなかったというので、バレリーナは開脚できるのがあたりまえというわけではないらしい。でも、相撲にしろバレエにしろ、うまくなるには開脚できなければ話にならないようだ。なぜなら怪我のリスクが全然違ってくるからだ。だから懸命にトレーニングしてできるようにするようである。ここでいう開脚はもちろん180度。一般人は90度開脚できれば問題ないというから、やっぱり180度の美しい開脚は、自然にできるようになるものではないようだ。動画を見ていても、完全な180度の開脚ができている先生は多くない。

おうちで動画を見ながら好きなときにストレッチできるなんて、ほんといい時代になりました。

それぞれの動画の先生は、無理をしないで毎日続けていれば、誰でもベターっと開脚ができると口をそろえているが、はたして本当だろうか。こんなわたしでも、寿命までに、はたして開脚できるようになるのか。楽しみに励みたいと思う。

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