家電の部品交換で粗大ごみが減らせる!

kaden buhinkokan

今さら家電を使わない生活は難しい。せめて修理しながら長く使うことはできないものかと思う。

家電の部品工場を応援したい

以前、洗濯機が空回りするとき、底の円盤(パルセーターという)を取り換えると、たいていの場合復活するらしいことを知った。

パルセーターは、主婦でも簡単に部品交換できるという。自分でできなかったとしても、身近に頼める人がいれば、修理に出すよりはるかに安く済む。それでもめんどうが嫌で、つい新しい洗濯機に買い換えてしまうのが現状かもしれない。

新しい大型家電を買うと、古い用済みの家電は自動的に引き取られていくから気にしないことが多いけれど、これは立派な粗大ごみである。修理してリサイクルされるケースはまれなのだ。

本体の老朽化なら仕方ない。でも、ちょっとした消耗部品の交換で、まだ捨てずに長く使える家電は多そうだ。

確かに、細かな部品はビジネスにならないのかもしれない。だけど修理しながらでも長く使ってもらうことに価値は見い出せないだろうか。少なくともゴミは減る。

家電の部品工場を応援したい。

4年目ミルサーの不具合は簡単なお手入れで復活

毎朝ジュースづくりで使っていたミルサーは、4年目になって、どうもうまく材料が粉砕されなくなってきた。

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調べると、カッターの寿命で交換が必要という。

ところが、見た感じヒビがあるとか欠けているといったことがまったくなくてどうにも腑に落ちない。

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カッターをもって手で回したとき、重くて回りにくくなると寿命だというのだ。

カッターはシャフトという軸棒に取り付けるのだが、これが固く回りにくくなっているのが不具合の原因みたいだ。このシャフトは、説明書では抜かないように注意されているが、引っ張って抜くことが出来る。そのシャフトを抜いたネジ穴のような部分を綿棒できれいに掃除して油をさすと、案の定シャフトの回りが軽くなってあっさりミルサーは改善した。

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今回はカッターというよりシャフト軸や軸穴が摩耗したクズか何かで詰まって回りにくくなっていたようだ。いずれ部品が消耗して使えなくなるとはいえ、ちょっときれいにすればまだ当分使えるのに、即部品交換という説明はどうなんだろう……。

家電メーカーは安全が最優先だけど、次は大事に長く使ってもらえるように、簡単な仕組みやお手入れ方法を広く知ってもらうことも大事ではないかと思う。

ミルサーに限らず、商品がリニュアルするたびに消耗部品が変わって入手しにくくなるのも不親切。

家電部品が充実してる楽天ショップでん吉

でん吉は洗濯機のパルセーターほか、家電部品の品揃えが充実している珍しく貴重な家電ショップである。

家電は部品交換して使い続けるより買い換えたほうが楽だし安上がりである場合が多い反面、洗濯機のパルセーターみたいに、ちょっと手間をかけるだけで大きな出費を先延ばしにできる場合もないことはないのだ。

また、最新の省エネ家電に買い換えるということは、その一方で大きなゴミを捨てているということを忘れてはいけない。

家電をいっさい使わない生活を目指せなくても、頻繁に買い換えないといけない家電はほんとに必要かどうかを考えたり、使わない無駄な家電を持たないようにするだけでもすいぶん違ってくるように思う。

災害なんかで停電になったとき、家電に依存した生活ほど弱いものはない。家電をむやみに消費する生活の在り方を見直すときが来ている気がする。

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