自家発電にあこがれて

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うちの今年の電気代は過去最高を記録した。電気に大きく依存している生活を思うにつけ、自家発電にあこがれる。しかし、非常に使い勝手よく、便利に張り巡らされている電気インフラを前に、自家発電のあまりの効率の悪さに打ちのめされる。

それでもこのままでいいのかしら、という思いにかられるのはなぜだろう。

コスパが悪すぎる自家発電

一時、ソーラーパネルの売電制度で、おうちの電気代はもちろん、余った電気を電気会社に買い取ってもらってずいぶん得をしたという話をうらやましく聞いたものだった。

わたしは売電したいわけではない。ただ自分で使う電気が自分で作れたらいいと思うだけである。実際に自家発電している人たちは、日常の消費電力に敏感になって、無駄なく大事に使うようになるという。

ソーラーや風力などの自然エネルギーを利用することができれば、電気代はタダである。地球温暖化対策にもなる。

しかし、そう簡単な話ではなかった。

たとえ自然エネルギーで発電ができても、その電気を生活で使えるようにするには、安全にためてコントロールしなければならない。作り過ぎれば放電して無駄になったり、電池を傷めて危険なことになるので、発電量はきちんと管理しなければならないという。つまり、発電して電池に充電して家電で使えるようにする機器をつなぎ、そのメンテナンスも行うことになるのだ。

こうした電気工事やメンテナンスを専門業者に依頼すると、さらにコストがかさむ。

電気工作が好きな人でも、その手間やコストを考えると、電気は電気会社から買うのが一番だという。そうに違いないと思いながら、何だかくやしいのはなぜだろう。

ソーラーパネル対応ポータブル電源はどう?

電気会社が石油やらガスやら原子力で大量に作った電気を、よくわからないままあたりまえのように大量に消費する生活でいいのか。もっと小規模でも工夫して、もう少し自分たちで管理しやすくして、大事に安全に無駄なく扱うことはできないものか。

自給自足の暮らしをめざしたくなったり、キャンプを楽しみたくなる思いの中には、今の暮らしに対する何とも言えない不信感や罪悪感が潜んでいるのかもしれない。

ソーラーパネル対応のポータブル電源は、太陽光で発電した電気を簡単に家電で使えるので注目している。直流のソーラー電気を家電が使える交流に変えてくれるインバーターや過充電・過放電を防ぐコントローラーも内蔵されているので便利で安心。見た目もすっきり。



また、バッテリーの中でもメンテナンスや維持費がかからず、かつ長持ちするリン酸鉄リチウムイオンバッテリーが使われているものが主流になりつつあり、どんどん使いやすさが向上している。価格は高めながら、自家発電システムを自作する自信もないし、業者に頼むお金もないが、少しでも自家発電してみたいという人には非常にありがたいアイテムなのだ。

実際に停電時やキャンプ、車中泊に備える人が増えているという。

大きさがいろいろあり、けして安いものではないので、選ぶのに苦労しそうである。

ただこうしたポータブル電源は、こつこつ買い足して増やしても、設置型のバッテリーのように、つなげて電気の出力を増やせるわけではないので、いくつあっても大型家電は動かせない。あくまでも気軽に簡単にソーラー発電を運用したい人向きなのだ。

電気について、あらためて考えてみるいい機会にはなるかもしれない。

コストがかかり過ぎると思うか、備えてみようと思うか、悩ましいところである。

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