プチDIYで、システムキッチンのプラスチックの取っ手をアイアンの取っ手に替えてみました。
古いシステムキッチン垢抜ける?
古いシステムキッチンがやぼったい。
いまさら何とかしたいなどとはこれっぽっちも思っていなかったのですが、取っ手を替えるぐらいならカンタンかも?
オシャレDIY、取っ手取替えは、もはや常識?
おしゃれな生活、素敵なキッチン、住まいにこだわる主婦たちの間では、どうやらお気に入りの取っ手に取り替えることがごくあたりまえになっているようだ。
雑誌や本では当然のように、簡単リフォームの実例として、取っ手の取り替えが当然のように紹介されていました。
そこで、楽天ショップを検索してみたら、ありました、ありました。おしゃれな取っ手を販売しているショップが続々出てきてびっくり。
だけど、おしゃれなだけあって、けっこうお高い。うちのシステムキッチンの取っ手は、全部で7個。ちょっとした収納家具でも買えそうなぐらいの出費になってしまうことが判明。安くはないだろうとは思っていましたが。
こりゃ、だめですわ。
そもそも、取っ手をおしゃれにしたいなどと、これっぽっちも考えていなかったわたし。おしゃれな取っ手など、さらさら買う気などなかったはずなのですが……。
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古い、狭い、お金がない、を言い訳にしない暮らし
これまで、住まいにこだわる人というのは、リッチな人しかいなかったように思う。なので、わたしも若かりし新婚の頃は、身の程知らずに、いろいろあこがれを持っていたものでした。
ところが、現実を知るにつけ、だんだんあきらめて、いつの間にか無関心に。
片づけをきっかけに暮らしを見直す
人生折り返し年齢になったせいか、とにかく片づけたくなったわたし。身の丈に合った、すっきり見渡せる生活がしたくなったのです。
- だだっ広い豪邸に住んでいるから
- いくらでもお金をかけられるから
だから、おしゃれに楽しく快適に暮らせる。そんなふうに思っていたのは、勘違いでした。自分の暮らしを見つめ、よりよい暮らしを楽しむくふうを怠っていたことに気がついたんです。
システムキッチンがイメチェンしたら、楽しいかも
見捨てていたに等しい古びた我が家のシステムキッチン。おそらくもっと白く輝いていただろうのに、今は、黄ばんでしまっている。
どこかの記事で読んだことを思い出した。
古いおうちこそ、手づくりDIYが似合う。
昔、抜いた釘穴とかを見ていると、そのときどきの生活に合わせて、修理したり、棚を作ったなごりが見える。
そういうのもいいな。
古いキッチンだからこそ、アイアンの取っ手が似合うかも
ドアノブや取っ手、ペイントなんかも、わざと錆び感を演出したりすることがあるそう。古いことは、欠点ではないんですね。
長く使いこんだおうちを、自分の暮らしに合わせ、使いよく、できれば素敵。あれこれ考えるのは、なかなか楽しいではないですか。
おしゃれな雑誌のアイデアも、どこか部分的にでも取り入れる要素はないか?
そんなふうに思うと、きれいなおうちの内装に、ねたんだり、ひがんだりすることもなく、興味深くおもしろく見えてきたからフシギです。
気が付いたら取っ手交換!
購入した取っ手は、1つ315円。
おしゃれな取っ手の中ではダントツの安値です。1,000円以上のものもざらにあります。高価な取っ手ばかり見ていると、315円は破格に思えてしまったところもあります。
とはいえ、7つで2,205円! たかが取っ手にです。やっぱり安くないですよね。
などと、考えるわたしが何を思ったか、交換してみたくなったんですね。なぜって、どんなふうに変わるのか、イメージできないものだから、やってみるしかないって思ってしまったんですね。最近にはなかった、ほとんど衝動買い!
キッチンイメチェン成功?
アイアン取っ手に取り替えたら、どんなにイメージが変わるだろうか。
わくわくしながら、古びた取っ手をはずし、こびりついた油汚れをせっせと掃除。
あせる気持ちをおさえながら、慣れない工具を使って、一気にアイアンハンドルを取り付けました!
はじめからあったように自然過ぎ
すると、なんか、はじめっからコレだったように自然な感じ。期待していたような、とびっきりのイメージチェンジの感動がなかったのでした。
家族なんて、なんか、まったく変化に気がつかないし。
なんなのかなあ。これは。はたして取り替えてよかったのか?
前のプラスチックの取っ手とは、比べ物にならないぐらいオシャレになったことは間違いない。だけど、あまりにもなじんでしまって、地味な変身におわってしまい、軽くショックを受けたのでした。
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