勤め先の社会保険に加入しているでもなく、扶養家族でもない者の社会保険というと、国民健康保険と国民年金です。
わたしは関係ないと思っている主婦も、オットの退職や収入増加などで、いつ社会保険料を負担することになるかわかりません。
おおよそどれぐらいの金額になるのか計算してみました。
国民健康保険料はいくら?
主婦の収入が増えた場合、健康保険の扶養家族から外れます。
健康保険の扶養家族の資格条件は年間収入130万円未満です。
給料の場合は月額108,333円以下。
自営業の場合は売り上げから必要経費を差し引いた額です。
所属する健康保険組合によって細かな条件や対応に違いがあります。詳しいことは個別に問い合わせるしかないようです。
扶養家族で収入がある場合、健康保険組合から定期的に扶養資格の確認があります。
青色申告の事業主の場合、一般的には直近の確定申告書と決算書を提出します。
収入130万円未満と認められれば扶養家族でいられます。
130万円以上の収入を申告しないまま扶養家族でいたことが悪質と認められた場合、遡って賠償請求されたケースもあります。
基本的には各自の事情を考慮して総合的に判断してもらえますので、求められたときは正直な現状を証明できるように準備しておいたほうがよさそうです。
ちなみにわたしの居住地での国民健康保険料は、
営業・農業・その他の事業・不動産等の収入金額から必要経費を引いた額が130万円で40歳~64歳の場合、
261,500円(1か月あたり21,792円)です。
高いですね。びっくりします。これは全国平均より高いみたいです。
年齢のほか固定資産税の有無、収入は自営業収入のほか給与収入か年金収入かによっても保険料が違います。
国民年金保険料はいくら?
国民年金保険料は年々上がってきてます。
平成29年3月までは1カ月16,260円。
平成29年4月からは1カ月16,900円×改定率に変わります。
支払いが困難な時
国民健康保険料と国民年金保険料を合わせると、年額なんと456,620円の負担になることがわかりました。
高いだろうと思ってましたが、ほんとすごい金額です。
保険料の支払いが難しいときは、だまって滞納するのは絶対ダメです。
世帯収入が少ない場合や災害・病気で収入が減った場合など事情によっては、減額・免除・猶予などができます。可能な方法を相談しましょう。
保険料はただの支出ではありません。あてにできないので忘れてますが、いちおう病気や障害、働けなくなったときなどの助けになるものなんですよね。
制度上の不備や不満を言い出したらきりがないので、ここは黙って可能な範囲で納めるものとして考えました。
ということで、在宅ワーク主婦は、扶養家族でいられる収入に抑えるか、一気に年間収入200万円以上ぐらいをめざさないことには、手取り収入は減るだけだということ、あらためて確認できました。
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