家計の見直しで大きなターゲットになるのが保険です。
必要な保険は数年ごとに変わるのに、いったん契約すると長期間放置したまま、いざというときの補償も役にたたず、保険料の支払い損になってる場合が少なくありません。
まず、加入している保険の把握から始めたいですよね。
50代はそろそろ支払い期間終了になる保険も
20代から加入していた生命保険、わたしは50歳で支払いが終了しました。
ほんとならかなりまとまったお金が入る保険だったみたいなんですが、途中、保険料を少し安くしたくてわけがわからないまま保険を転換してしまってて、受け取れるお金はわずかでした。
当時は利息も高く、満期保険金がたくさんもらえる保険が一般的だったんですね。
せっかく長年保険料を支払ってきたのに、いよいよ満期が近づいて、パッとしない額の死亡保険金にするか、期間限定の年金を受け取るか、満期後すぐ一括で受け取るか、を選ぶことになったとき、はじめて保険の転換は失敗だったと気づきました。
50代の方は若い頃に加入した保険がそろそろ満期を迎えるのではないでしょうか。
ぜひチェックしてみてくださいね。
保険は5年ごとに見直しを
保険にも流行があります。わたしが若い頃は、今のようにいろんな選択肢がなく、掛け捨て型もほとんどなかったように思います。
わたしは保険を転換したばっかりに損しましたが、自分の保険がどういうものか、よくわかっていれば、かんたんにわけもわからず転換してしまうようなことはしなかったかもしれません。
将来世の中がどんなふうになってしまうかを予想するのは難しいですが、少なくとも今の暮らしにふさわしい保険かどうか、ちゃんと把握して考えることぐらいはできますよね。
せっかくの保険、5年ごとにチェックすれば大きな失敗は避けられそうです。
保険見直しのチェックポイント
保険を見直すときのチェックポイントは以下の2つ。
- 必要な補償か?
- 支払い可能な保険料か?
保険料の支払いが厳しくなってきた場合は補償額を見直し、状況の変化などで不要になった補償がないかどうか検討してみましょう。
医療保険は社会保険がかなり充実しているので最低限の補償は不要です。
保険料の支払いで家計が苦しくなるのは本末転倒。保険は困ったときのためのものですから支払う保険料に無理があっては何にもなりません。
一時的に資金が不足しているようなときは、解約返戻金がある保険の場合、借入制度を利用できることもあります。解約すると損するケースなど、保険は条件が変わればそれぞれ異なり複雑です。一般的な例と比べても参考にならず、わかりにくいことが多々あります。
窓口などで相談する前に、まずはじっくり家族の保険を把握するところから始めましょう。
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