働かなくては暮らしていけない。
そうなんですが、働かなくても儲かるお金がある。
不労所得などと言うと、資産家の大金を想像しがちだけれど、そればかりではない。
生計を立てるには心細い程度の金額なら、働かなくても儲かる手段は意外と身近にあります。
【不労所得】持ってるものを売る。
不用品をフリマで売るのもその一つ。
買った時より安くで売ったものは儲かったとは言えないと言われるかもしれませんが。
じゅうぶん利用した分を差し引いた値段で売れたら上等。
骨とう品や美術品など、中にはほんとに儲かるものを持っているかも。
先日「ジモティー」で地方の実家を直販している人がいました。仲介業者を入れないほうが安くできて売れやすいからだそうで、そういう人がちらほらいるようです。
相続した不動産を売ったお金も働かないで儲かるお金ですね。
【不労所得】持ってるものを貸す。
不動産を貸すのは大金持ちの地主だけではありません。
誰もいなくなった実家や転勤で住まなくなった家などのほか、最近は大きなおうちの間貸しなんかも増えているそうです。
うちも阪神淡路大震災の後しばらく、被災地のマンションを期限付きで貸していました。
サラリーパーソンでも古いおうちをきれいにリフォームして貸したり売ったりして副収入を得ている人もいます。
最近は、自家用車を使っていないときに貸したり、自宅の駐車場を空いてる時間帯だけ貸したり、海外では庭のプールを貸し出すなど、何でもこまめに貸して儲ける人がいるのにびっくりしました。
あなたも身の回りに貸せるものがあるかもしれませんよ。
【不労所得】持ってるお金を投資して増やす。
お金は普通に持っているだけでは増えません。増えないどころかお金の価値が下がると目減りします。
そこで株式や投資信託など、いろんな金融商品にリスク分散して持つんですね。
「ハイリスクハイリターン」の商品と「ローリスクローリターン」の商品を組み合わせ、安全に運用すれば、持っているだけで儲かる可能性が高まります。
「ローリスクハイリターン」な商品は、まず間違いなく詐欺なのでご注意を。
お金が自分の代わりに働いてくれる
ここまでくると、働かずに儲けるには元手がいることがわかります。
「売る」にも「貸す」にも「投資」するにも、それができるモノが必要なんですね。
持ってる人ほどより富んで、貧しい人は奪われるばかりになってしまうのが資本社会の仕組みです。
だから働いて稼いだお金を全部消費してはいけないんです。
からだを使って働くのには限界があります。
お金は自分の代わりに働いてくれるもの。たとえどんなに少しずつでも残して活用できるようにすることが大事なんです。
とはいえ、あまりにわずかなお金、できることはたかがしれててがっかりなんですが、お金でできることもまた、限りがあることを心に留めていたい。
できるだけお金を使わない「小さな暮らし」の充実が最後の支えになってくれるはず。
気が遠くなるような一歩でも、始めなければ始まらない。
我慢して倹約して、わずかでもお金を残す。それが「働かずに儲かる」道への第一歩。
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