以前、別の洋服ブログで幾度か書いていたこと。サイズやデザインが気に入らなくて出番が少ない洋服の襟ぐりにゴムを入れたりタックを入れて縫い詰めたりして小さくリメイクするのだ。そうするとあらふしぎ。ほとんどがレギュラー服に昇格。もともと好きで購入した洋服である。出番がないのは、似合わないか、着替えにくいといった不便が理由である。
わたしの場合、襟ぐりに問題があることが多いみたいだ。
似合う襟ぐり幅が少ない
わたしは背丈も低いし首も長くない。学生の頃から近眼で肩こりがひどく、よく母親にマッサージしてもらっていたせいか、若い時から余計な肉までついている。
フェイスラインは痩せていた若い時期からぼんやりしたしもぶくれで、中年以降、すっかり二重顎である。おかげでますます首が短く見える。
どんな襟ぐりも着こなせる美しいデコルテを残念ながら持ち合わせていない。顔と首の境目がはっきりしないおかげで、大き過ぎる襟ぐりはだらしなく見えて格好悪い。
そこで襟ぐりを必要最小限に矯正することにしたのだ。そうすると、欠点が目立たなくなっていいみたいである。
Vネックはボタンを増やして浅くする
Vネックは上にボタンを付けてVラインを浅くする。
カーディガンの羽織りものでしか使えなかったニットがこれ一枚で着られるようになった。
ワンピースのVもホックで留めるようにリメイク。
広過ぎる襟ぐりにはゴムを入れる
襟ぐりを小さくする一番簡単な方法がゴムでギャザーを作ってしまうこと。
襟ぐりにある縫い代部分にゴムを入れるだけなので簡単。
襟ぐりをタックで縫い詰める
ゴムのギャザーが不自然な場合は、肩をつまんだり、前後にタックを入れて縫い縮める。手縫いで大胆に縫っても案外目立たない。
襟ぐりを小さくするとき、気をつけないといけないのが頭の大きさである。脱ぎ着できなくなっては何にもならない。頭が通らないくらい襟ぐりを小さくしたいときは、ボタンやホックで留める仕様にする必要がある。スラッシュあきが作れるようになれば、どんな襟ぐりも小ぢんまり調整できて便利。
スラッシュあきとはこういう切れ目のこと。
とはいえ裁縫はめんどくさいし、素人のリメイクには限界がある。
わたしは購入の際、なるべく裁縫が最小限ですむような単純なつくりの洋服を選ぶようにしている。ほんとはリメイク不要でそのままきれいに着こなせるのが理想。しかし、体型や年齢が変化すれば、好みも似合うデザインも変わる。リメイクして、少しでも長く愛用できたらいいなと思う。
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