先日NHKのガッテンで、歯科先進国スゥェーデンで行われているフッ素を洗い流さないために口をすすがない歯みがき法が紹介され、オットがさっそく飛びついて実践している。
わたしは、界面活性剤を避けるべく、なるべく余計な添加物が入ってない歯みがきを選んできたので、フッ素配合の添加物満載歯みがきに戻る気になれない。
歯周病の歯にフッ素のコーティング力は有効か?
歯周病もちのわたしは、今さらフッ素でコーティングするより、地道になるべく害のないもので歯みがきしたほうが無難ではないかと思ってます。
なぜなら、歯周ポケットからいろんなものがかんたんに体内に取り込まれそうだからです。あくまで素人の勝手なイメージですが、血管や骨や神経がすぐそばにあるとっても繊細な部分に空洞ができるんですよ。きれいにするのは、そこから雑菌が体内に侵入するからじゃないですか。
実際、糖尿病などほかの病気の方もお口のケアが重要であることが知られてますよね。
お口の中は、そうでなくてもいろんな雑菌が侵入しやすい。だから唾液のはたらきや口腔内細菌のバランスが大事なんです。人工的な殺菌剤や界面活性剤は、こうしたからだのはたらきを壊しそうじゃないですか。というのがあくまでもわたしの考えなんですね。
フッ素は歯をコーティングして酸化を長時間防ぐ効果や再石灰化作用で初期虫歯を治す作用がある反面、毒性も指摘されているんですよね……。なんでもいい面と悪い面があるもの。どっちの効果が大きいと判断するか、ですね。むずかしい専門的な理屈なんてわかりませんし。
食品の添加物や環境汚染問題も同じ。
完全に毒素を避けることはできないし、環境を汚染しない暮らしもできない中で、どういう生活を選ぶか、です。
からだのはたらきを邪魔しないのが基本
わたしはナチュラリストでもなんでもありません。
でも、体内の細菌バランスは大事だと思ってまして、からだのしくみもよくできていると思ってるので、余計なおせっかいはしないのがモットー。
できるだけお金を使わずに元気でいられる方法を模索したい。
『はっか油の愉しみ』の著者は、はっか油をたらした重曹だけで歯みがきするのが趣味だとかで、歯周病はもちろん、虫歯知らずの素晴らしい歯を維持しているとありました。
『あなたの人生を変えるスウェーデン式歯みがき』によると、フッ素入りの歯みがきペーストを洗い流さない歯みがき方法がスウェーデン式歯みがきではありません。歯磨き剤はあくまでも補助的に使うもので、きちんとした歯みがきをしないで使っても効果はないと述べられてます。
わたしはこの本のとおり歯みがきするようになって、歯周ポケット10mmだったのが4mmまで改善。抜歯を免れてます。
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