世の中はお金が回るように、お金を使わそうとする仕掛けや誘惑でいっぱいなんですね。
これが資本社会というもの。
考えなしに身をゆだねていては、自分の身の丈に合った小さな暮らしはできません。
一番有効な方法は、欲しくなった時にすぐ買わないようにすることです。
待つルールを作る
『クリアファイル家計簿』では「3の原則」を提案してます。
3千円のものを買うなら3日、3万円なら3週間、30万円なら3か月考える。
こんなふうに、自分なりに待ち時間を設けるといいんですね。
うちの場合、日常の買い物は週に1回オットと2人で行きます。週に1回しか買い物に行かないことと、2人で行くことで、衝動買いは減らせていると思います。
問題はネットショッピングです。
お気に入りリストを活用
欲しいものは、とりあえずお気に入りリストに登録。
欲しいものリストを手書きで作ってもいいですよね。
そうしてすぐその場の勢いで買わないようにします。
わたしはとくにいつまで待つという締め切りは作ってないんですが、今月は支出が多いから来月まで待とう、というようなコントロールができるようになりました。
待ってる間に欲しい理由を考えている
待ってる間に、どうして欲しいと思ったのかわからないモノが出てくるからおもしろい。
時間がたつと、それほど欲しくなくなることがよくあります。それがわかってくると、ますますすぐには買わなくなります。
待ってる間、無意識に欲しい理由を考えてるみたいなんですね。
それを買うと、どんないいことがあるか、自然と考えてるんですよ。
洋服の場合、どこに着ていくか、手持ちのどんな洋服と合うか、と考えている間に、似た洋服があったなとか、着ていくところがないなとか、洋服の数が増えるのは嫌だな、とかいろいろ思い出してくるわけです。そうすると、今これを買うほどのことはない、となるんですね。
瞬間的に、
- よく見せたいから。
- わくわくしたいから。
- 気合を入れたいから。
といった理由で欲しくなるのは本能みたいなものだから仕方ない。きっと抑えるというのも不自然なことなんだと思います。
だけど欲には際限がないから欲しいものを一つ買ったところで満足感は長続きしないんですよね。
だから物欲はほどほどにうまくコントロールできるほうが平安でいられると思うんです。
無理に我慢して欲しがらないようにしなくても、ちょっと待つだけで、人間は自然と欲しくなくなるようにできてるんですよ。
ありがたいことです。
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