家計の特別支出というのは、帰省や旅行、引越しや家具・家電の購入、車検など、たまに発生するまとまった支出のことです。
わかる範囲で特別支出の予定表をつくる。
わたしは月別に特別支出の予定を書き出しています。
車検や火災保険などのように毎年ないものもあるので、わかるものは1年以上先の予定も書くようにしてます。
表にして目につくようにしていると、あわてることがありません。
年単位の収支が管理できるようになる。
今月のやりくりばかり見ていても、年間の収支はコントロールできません。
年間の特別支出が把握できていると、月ごとに安心して使える金額や、ちょっと我慢して先延ばしにしたほうがいい支出の加減がわかってくるようになるんですね。
毎月の家計簿では見えにくい特別支出のあまりの大きさにこれでやっと気づくわけです。
なんかいろいろ節約したり我慢しようとか思わなくても、特別支出の現状を目の当たりにすれば、これはもう自然と身の丈というものを思い知らされることに。
それまでは、わかっているようでわかってなかったんですね。何とかなると思っていたからこそ考えなしにお金が使えたんです。
ところがこの特別支出表がちらつくようになると、お金を使う気分、見事になくなります。
最近は、もっと削れるものはないものかとジッと見てます。
お金のかからない生活のほうが幸福度が高いらしい。
質素な生活をしていると、ちょっとしたことがありがたくうれしく思えて幸せなんだそうですよ。
贅沢はどこまで行ってもキリがなく、失うことを恐れるあまり、幸福度が伸び悩むとか……。
何かしらの不幸が起こっても、奪われるものが少なければ傷は浅く、早く立ち直れます。
長い人生、いいこと悪いことの繰り返しで、波乗りしているようなもの。
いつでもそれなりの幸せな生活をするには、身軽でいるのが一番なのかなって思います。
ある富豪の方のおすすめは、「質素倹約な生活をして資産をたっぷり持つ」ことだそうです……。
せいぜい目指していくことにいたしましょう。
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