電熱ベストが暖房費の節約に役立っている。ただこの電熱ベスト、なかなかクセがある。専用バッテリーではなく、モバイルバッテリーが使えるものを選んだのだが、しばらく使っていると、安全装置が働いて、すぐに電源が切れるようになったのだ。
電熱ベストとバッテリーは相性
この頃のモバイルバッテリーには危険防止のための装置がいろいろついている。ひとつは過剰に加熱すると電源が切れる装置。これは確かに大事である。さらにリチウム電池の消耗を防ぐため、微小な電流は電源を落としてしまうらしい。これが厄介。あたたまった電熱ベストの電流は弱いからだ。こうして唐突に電源が切れる現象が発生するのだ。
電熱ベストの電源が勝手に切れるといった苦情は絶えないようだ。そんなこととは知らず、わたしは同じモバイルバッテリーを二個も用意して無駄にしてしまった。
こうした場合、モバイルバッテリーも電熱ベストも故障しているわけではないので対処の仕様がない。セット販売しておきながら、相性が悪かったですまされている現状はひど過ぎないか。
ようやく最近になって微小電流に対応した充電モードを持つバッテリーを選ぶべきといった話がちらほら言われるようになってきている。そんなの「早く言ってよ」って感じである。それでもうまく作動するかは運次第。いまだにやっぱり相性なのである。
あれこれバッテリーを試すぐらいなら、はじめから専用バッテリー付きのものを選んだほうが無難かもしれない。
わたしは使い捨てカイロを見直したい。
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電熱ベストの重ね着加減
電熱ベストがあれば、薄着できると期待したのも間違いだった。
電熱ベストはある程度肌にフィットするように着用し、かつその熱が逃げないように上からも重ね着したほうが効果が高い。とはいえあまり肌に近過ぎると低温やけどのおそれがある。
で結局、電熱ベストをはさむように上下重ね着することになる。ところが電熱ベスト自体、けっこうしっかりしていてかさばるのだ。しかもバッテリーは重いし扱いもめんどくさい。
それなら使い捨てカイロを貼る方がよほど楽ではないかと思うこの頃である。
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