働くとは

図形が何に見えるか? といった簡単な心理テストで、「あなたは自立に対する強い憧れがある。」と指摘されてドキッとしました。確かに、わたしはとくに経済的自立にあこがれながら、かなわずにいるからです。

そんなわたしにとって働くとは、やはりお金を稼ぐことに他なりません。もちろん稼ぐ以外の仕事がないとは思っていませんが。

薄井シンシアさんの記事を読んで

シンシアさんの記事を久しぶりに読みました。

シンシアさんは47歳のときに専業主婦から娘が通う大学のカフェテリアで仕事を始め、みるみるステップアップを実現し、現在は外資系ホテルの日本法人社長をつとめているあこがれの人です。

シンシアさんは専業主婦の再就職支援を幅広く行っていて、わたしも彼女の本を読んで、一時は就活しようとがんばった時期がありました。でも、現実はシンシアさんのように順調に社会復帰できる人はまれです。それは実務経験がない専業主婦に対する社会の偏見だけではありません。

通勤するだけでも体力がいることや、仕事の合間に家事をする段取りや家族との連携など、仕事以前に準備しなければならないことやその覚悟が山ほどあるからです。わたしはそのことをシンシアさんの本であらためて教わりました。

それでも働きたいか? 働く覚悟があるか? と考えさせられたものでした。

常識”って何?

子どもが生まれたり、離婚したり、親の介護が必要になったり、人生にはいろんなことがある。タイミングによっては「好きを仕事に」も「ワーク・イン・ライフ」も人をみじめにさせる呪いの言葉になります。

専業主婦から社長になった薄井シンシアさんがこれから働きたい専業主婦に伝えたいこと

女性も働くのが主流だからとか、実際共働きでなければ家計が成立しないとか、いろんなことが言われる中、自分だけが社会からとり残されたダメ人間のような気持になりがちです。でも、シンシアさんは、

人それぞれの事情や考えがあって当然のことにまで”常識”をつくってしまうのはおかしいですよね。

専業主婦から社長になった薄井シンシアさんがこれから働きたい専業主婦に伝えたいこと

と言います。

働くことが自分にとって本当に必要なことか、自分で考えて決めることが大事だというのです。うまくいかない原因を周囲のせいにしたり、働く覚悟が持てないのは、もしかしたら世の中の風潮に流されているだけで、自分で決めてないからかもしれません。

節約主婦の覚悟

テレビ番組で超節約主婦が紹介されていました。子育て真っ最中の若い方で、二人目のお子さんを妊娠中だと言います。

夫はひとまわり年上の方で、仕事の都合で一週間に一度しか帰宅しません。その代わり、稼ぎがいいというので、まあそれならいいのかと思っていたら、その夫、とんでもない車好きで、結婚してはじめて借金があることを知り、懸命に節約して返済していると言うのです。

節約は趣味といい、それはもう驚きの節約ぶりで、家計簿をしっかりつけて管理しいるものの、夫は懲りずに無断で借金して車を購入するんです。夫はやさしいし、働いて稼いでくれているから感謝しているとのことで、今のところ円満なご様子。

主婦の覚悟を感じました。

働くこととお金

お金は多ければ多いほどよくて、少ないと生きられないという人もいれば、少ないお金でもじゅうぶん生きていけるという人もいます。

とはいえお金がないことで不幸なことになる現実もあります。その一方、お金持ちがみな幸せかどうかは不明です。

働くというと、すぐお金と結びつけてしまい、経済的自立こそが自立だと考えがちなわたしは、自立できない自分に自信が持てないところがあります。ところが、自立とは、助けてもらう能力を持つことだと聞いたときは、目からうろこで、ちょっと嬉しくなった覚えがあります。

稼ぐ力にこだわってしまうのもまた、世の中にある常識だか主流といわれる価値観に呑まれているだけなのかもしれません。

身の上を覚悟して、自分にできることに励もうと思います。