ときどき洗濯機の回転がおかしい。一方向にしか回らない現象があらわれるようになったのだ。調べると、これはパルセーターという回転盤やネジを交換するぐらいではダメみたい。回転軸の問題で、2010年製のうちの洗濯機の場合、寿命ってことになる。
洗濯機が部品交換して修理できるのは8年ぐらいまで
洗濯機の部品の製造はだいたい7年か8年。それまでなら部品を交換して修理できる可能性がある。でも、回転軸の修理はかなり大ごとなので、修理代に2万円ぐらいかかるとか。これに出張代が含まれているのかどうかは不明。
部品があっても修理するか買い換えるかは悩ましいところである。修理代が高額とはいえ、買い換えよりは少ない支出で済むからだ。修理して寿命が延びればそのほうがお得かもしれない。思うほど寿命が延びず、高額な修理代が無駄になる可能性もないではない。とりあえずの支出を抑えるほうがメリットが大きい場合もありそうだ。
うちの洗濯機は10年もがんばってくれたのだから、「お疲れ様」である。
うちの洗濯機に求めるもの
大型家電の買い換えはたいへんな支出だ。
部品交換して修理しながら生涯使えるぐらい長持ちしないものかと思う。最新の便利な機能もいいが、値段が高くなるだけで寿命はいっこうに延びない。何のありがたみもないではないか。
またこれが大型ごみになるのかと思うと胸が痛い。
家電のリサイクルに苦労するぐらいなら、もっと家電の寿命を延ばす製品づくりをしてほしいものだ。
わたしは洗って絞ってくれさえすればいい。洗濯機を置く場所も洗濯ものを干す場所も限られているので、大容量である必要もない。寿命は同じようなもんなんだから、値段は安いほどいい。
唯ひとつ、孔なし洗濯槽にこだわっている。これはなぜかシャープにしかない。孔なし洗濯槽のメリットは、掃除がしやすいことと節水できることだ。
欠点もある。わたしは気にならないが、どうも脱水力が弱いらしい。脱水が弱いと洗濯ものの乾きにも影響するから気になる人は気になるかもしれない。しかし、脱水は弱いほうが洗濯ものの生地にはやさしいと言えなくもない。
わたしは10年がんばってくれた実績を高く評価している。
さらに発売時期はなるべく新しいものを選びたい。
寿命まで、なるだけ長く使いたいならこれは重要なポイントだ。発売後、8年ほどすれば部品は製造中止になり、修理不能になるからだ。
洗濯機買い換えにかかる本体以外の費用
洗濯機の買い換えには本体代金以外にけっこうな費用がかかることがわかった。
まずは設置代金である。玄関先で受け取れば、この費用はかからない。洗濯機の設置はそれほど難しくないので、わざわざ設置してもらうこともない気がするかもしれないが、設置場所までえんやこらと運んだ上、洗濯機の梱包材一式を片づけないといけない。これは意外と骨が折れる。設置代金というより、運搬と梱包材一式の引き取り代金と考えれば、支払ってもいい気がする。
さらに古い洗濯機のリサイクル料と収集運搬料。これも自分でリサイクルセンターに持ち込めば収集運搬料はいらない。しかし、郵便局でリサイクル料を振り込んで家電リサイクル券を購入する手間もかかる。それなら収集運搬料1,980円を支払うほうがラクである。
もう一つ、これはオプションだが、うちは5年間長期保証というのもつけるつもりだ。まれに初期不良や数年で部品交換が必要になる場合もなきにしもあらずだからだ。
洗濯機本体以外の費用はリサイクル料金に多少違いはあるが、
設置代金+家電リサイクル+長期保証でだいたい12,150円の費用が別にかかることがわかった。
はぁ……。
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