働いて賃金をもらう労働者に慣れきってしまうと、お金がないと生活できなくなると思い込まされる。低コストで量産されている商品を買うのが結局一番安上がりだから、結局買うしかなくなる生活にどんどんはまっていくのだ。こうして労働者は、買わずにおれなくなる立派な消費者になっていくみたい。
資本社会に労働者と消費者は欠かせない。でも生きてる人間でもあるのよね。
わたしは、この資本社会にどっぷりつかった状態から、少しだけずれた暮らしを考えたほうがいい気がしている。実際に、ちょっと外れた生き方をしている人もちらほら見かけるようになった。
そのために、今あるものを見直したい。
儲からなくても続けられる仕事をする
わたしは就職するのをあきらめて在宅ワークの事業主になった。
パソコン環境と電話があったから。
ブログ運営は、じつは店の経営と同じで、ブログの見栄えをよくしたり、ブログの宣伝や広告をするなどで、いくらでもお金をかけられる。
店もブログも、ある程度お金をかけないと儲からないという人が必ずいて、わたしはお金をかけないから儲からないのだゎ、などと思っていた。
資本社会では「借金してでも投資して儲ける」ということがふつうに行われている。
タダで会う人に店やブログの宣伝をして、ついでに改善のアドバイスをもらう。なんてことができる有能な人は、ごく限られている。一般的にはお金を払い、専門家に依頼してやってもらう。それもできないからうまくいかないと思っていた。
お金がかけられないので仕方なく、これでも自分でできることを考えていたほうだと思う。だけど、自分にできることというより、できないことばかり、どうにかしなくちゃ、なんて思っていた気がする。
自分が持っているものなんてつまらないと思い込んでいたり、自分が苦労なくできることは、誰にでもできることだと軽視しがちで、自分にできることを真剣に洗い直してみるなんて、ほんとは思いついてもなかった。
だけどお金をかけなかったおかげで、ブログや作文教室は、儲けがなくてもつぶれず続けられている。
しょぼい起業的には、とりあえず始めたというところでは合格か。
あとは持ってる資源をタダでもいいから動かして、眠らせないことらしい。
しょぼてんさん曰く『お金だけが儲けじゃない』という発想ができてなかった。
そのうち何とかなるといいのだけれど。
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