家計や健康を気にするようになってきて、悩ましいのが食費管理。
健康食品に凝り出すと、お金がいくらあっても足りなくなると知ると、なんだか空しくなってきたりして。
でも、お金がないからこそ健康維持は大事で切実。
あきらめるわけにはいきません。
そんなときは、食費を必要経費とその他に分けるのが有効です。
食費にも必要経費と娯楽費がある
食費が最低限必要な食事費用とそれ以外に分けられることに気づいたのはつい最近。(遅い)
食事は楽しいほうがいいに決まっているけれど、趣味や楽しみの食事は、過ぎるとろくなことがないのは知れ渡っている事実。
べつに食べなくてもいいものほど、無駄にお金をかけ過ぎてるだけでなく、食バランスを崩す原因になっていたりする。
「楽しみを失うのもいけない」などと言い訳し、必要不可欠な食事をおろそかにしていることに気づかない。
このように、食費には想像以上に無駄遣いが多いのだ。
少額でも、毎日の積み重ねは馬鹿にならない。
しっかりしている人は、たいてい趣味や楽しみでする食事代は娯楽費や交際費など別カテゴリーで算出している。
金額として数値化されて目の当たりにすると、おやつに対する食欲が抑えられる気がしませんか?
おやつ代調査はお金のかからない健康維持対策
ひとり暮らしの高齢者がコンビニのおにぎりとお惣菜の食事で栄養失調になったという。
最近、元気な高齢者ほど肉を食べると言って、肉食を奨励する人もいますよね。
でも、食事の仕方は人それぞれ。同じようにコンビニの食事をしても、栄養失調にならない人もいるだろうし、肉を食べなくても元気な高齢者はいます。
巷の健康情報にあんまり振り回されないことも重要です。
食費の節約に努めたり、食事を手抜きしたりしながらくふうして暮らすのは悪いことじゃありません。
ただ、やり方にこだわって、体調を悪くしては本末転倒です。
方法はひとつではありません。お手本にしていた健康法が自分に合うとも限りません。
先日テレビで、野菜中心のお料理が複数並ぶ完璧な食事をしている細身の女性が紹介されて、一見健康そうに見えたんですが、じつは間食が多過ぎて、検査で病気の兆候が発見されたんですね。本人はまったく自覚がないらしくて、びっくりしていたのが印象的でした。
ちょこちょこっと合間に食べるおやつぐらい、大したことないって思ってる人、少なくないんじゃないでしょうか? 自分ではどれくらい食べてるか、案外わかってないんですね。
そんなとき、金額で見るとギョッとするかもしれませんよ。
食費の節約は、まずおやつの量が適切かどうかの調査から始めるのがおすすめ。お酒でもいい。
日本人の場合、からだにいいものを食べようとがんばらなくても、食べ過ぎてるものを適量にするだけで、幸いなことにバランスが整ってしまうことも少なくないかもよ。
これだと健康維持につながる可能性もあるし、お金もかからない!
おやつが別腹なら財布も別にして、食費削減と健康維持をめざしたい。
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