ブログ「筆子ジャーナル」でおなじみの筆子さんの本『1週間で8割捨てる技術』を読みました。
捨てる技術に特化したありそうでなかった内容です。
片づけがひと段落ついてしまい、なかなかステップアップできないでいたわたしでしたが、また片づけ意欲がわいてきました。
いっぺんに片づけようとするのは無理!
結局は一気に片づけないほうが、たくさんのモノを捨てられる
いやほんと、そのとおりだと思います。
わたしもこんまりさんの片づけで何がついていけなかったかというと、おまつりのように短期間で一気に片づけるやり方でした。
そりゃいっぺんにできるものならしたいですよ。でも現実的にそれができる人って少ないんじゃないでしょうか。
モノを全部出しただけで疲れておしまいになるのがオチなんですよね。
まさに「決断疲れ」してました!
片づけで何が疲れるかというと、捨てるかどうかの決断を迫られること。
片づけが進んでくると、あるのは家族に相談したほうがいいものや、迷いがあるものばかり。「迷ったら捨てる」と決めてはいても、実際に捨てるとなるとめんどうになって、結局またしまいこむんですよね。
うちの地域では、家具や収納アイテムなど、かさばるものは燃えないゴミとして出せません。大型ゴミは、役所に行ってうちの前まで引き取りに来てもらう手続きをしないといけないんです。もちろん有料です。
わたしなんかはうちにいるので、手続きすればいいんですが、有料というところでオットのストップがかかります。彼は捨てたがらない人なので。
ほかにもいらないけどまだ使えるものたちは、処分する決断も段取りもできないまま、もとの場所に戻すことになるんです……。
捨てられないわたしだけの理由
じつはわたし、比較的何でも捨てられる性質なんですよ。
もともと整理整頓が得意でないのでモノが多いと管理できないという自覚がある。だからほんとならいらないものはなるだけサッさと捨てたいんです。
だったら捨てられない悩みなんてないように思われるかもしれません。
とんでもない!
捨ててはいけなかったモノを考えナシに捨ててしまうというあり得ない失敗をしでかすことがままあるんです!
そもそもモノが多いからこうした失敗をするんですが。
若い頃はそれでも平気だったんですよ。ところが年のせいでしょうか、この頃捨てることにだんだん自信が持てなくなってきたんです。
片づけたい気持ちはあるんですよ。だけど自信がなくて、すぐ「決断疲れ」してしまうんですね。
それで捨てるものを家族にいちいち相談する習慣ができたんです。
これはべつに家族に強要されたわけではないんですよ。わたしが勝手に家族に丸投げするようになったんです。
おかげで洋服など私物ので片づけは順調に進むんですが、書類や食器など家族で共有しているものについては、なかなか片づけが進まなくなりました。
幸い家族全員、新しいものを持ち込むことについては慎重なので、どんどんモノが増えて困るような事態はどうにか避けられてますが、それでも生活していると、入ってくるものってあるんですよね……。
捨てる作業は気分でしないで機械的に動けるようにシステム化する。
わたしの場合、服と本はいらなくなったときの段取りが決まっているので、その場で箱に入れて捨てる準備が進められるんです。
こんなふうに、どんなものも捨てる準備が自動的にすぐできるといいんですよね。
- 相談するものを書き出しておく。(いつでも相談できる。)
- 相談するときは処分の時期や方法まで話し合う。
- 判断や処理をシステム化する。
以上のことを検討していこうと思いました。
『1週間で8割捨てる技術』はこれまでの片づけ本にはなかったちょっとしたコツが具体的にしっかり書かれていて読みごたえのある内容でした。
滞っていた片づけを進めるヒントがつかめた気がしてます。
こんどこそ片づけたい方や片づけが思うように進まない方はぜひ参考にしてみてくださいね。筆子さんのブログもおすすめです。「筆子ジャーナル」はこちら。
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おかしさま
こんにちは。筆子です。
早速、本を読んでいただき、ありがとうございます。
確かに捨てる段取り(システム)が決まっていると、よけいなこと考えなくてすむから、捨てやすくなりますね。
うちの場合、夫が「捨てたくない人」なので、相談もへちまもありません。
ブログの紹介もありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
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