おうちで少しでも働いてお金をもらうと事業主になれます。
こんなわたしでも青色申告する事業主なんですよ。
事業主になったほうがいい人
わたしが事業主になったのは、就職を断念したからです。
- 就職できる自信がない。
- 体力に自信がない。
- 能力に自信がない。
- 年齢的に厳しい。
自力でバリバリ稼げる人だけが事業主に向いているわけではないんですよ。
- 拘束時間が長い。
- 休みにくい。
- 年齢制限がある。
といったさまざまな個人的事情で就職できない方は、事業主になったほうがいいんです。
小さく事業する
事業主というと、なんかすごい仕事をしないといけないように思うかもしれませんが、それは誤解です。
何でもいいんです。家事代行、ハンドメイド作品の販売など、できることを仕事にすればいいんです。
それから、はじめから大きいことをしない。
仕事の規模や量を自分で加減できるのが事業主の大きなメリットです。
また、事業の成功は、実は儲けることではない、という点に注意してほしいんです。
徒然草にもこうあります。
勝たんと打つべからず。負けじと打つべきなり。
つまり、大事なのは事業を続けることなんです。
事業は赤字続きだと撤退しないといけなくなりますよね。続けていけるということは、少なくとも赤字を出さないということなんです。それを目標に、小さく始めるのがおすすめです。
小さい事業はコストもリスクも小さいので、失敗したとしても、立ち直れる程度ですむ可能性が高いんです。「一回失敗したら終わり」みたいな事業運営は、まず成功しません。小さな失敗は何回か経験できるほうがいいんです。
なぜなら、失敗しながら積み上げていく経験は、お金では得られない財産になっていくからです。失敗から学ぶことは多いですからね。
得意な手芸を生かしてみませんか?
事業主は高齢社会でメリット増大
事業は、就職してお給料をもらうように安定してお金が入ってきません。
それが事業主になる最大のデメリットです。
お金を稼ぎたくて働いているのに、思うように収入が得られないのはつらいことです。
そんなときは、就職してお給料がもらえる人たちが本当にうらやましい。
その反面、大雪の日に無理をして通勤する人、職場のイジメで病気になったという人、リストラで突然解雇される人なんかの話を耳にしたときは、おうちにいられる幸せを感じます。
どんな働き方をしても、いいところも悪いところもあります。自分の暮らしに合った働き方をすればいいんですね。
今回は、就職が無理なら事業主になる道もあるよ、ということを知ってほしくて書きました。
事業主になったほうがいいとは言いません。でもそれは、就職も同じではないでしょうか。
事業主は、収入が安定しないというデメリットはありますが、その代わり定年がありません。
もちろん収入を得るための努力はしないといけませんが、年齢に関係なくマイペースで働き続けることができるというのは、今後の長寿社会では、むしろメリットになっていくと思うんです。いくつになっても稼げる手段を持っていることは、大きな強みになりますからね。
今からコツコツ事業主としての経験を積む、というのも悪くない選択だと思います。
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