粉石けんには、100%石けん成分のものと、炭酸塩や炭酸ソーダといったアルカリ剤が助剤として入っているものの2タイプがあります。
この2つの使い分け方、ご存知ですか?
アルカリ助剤入り洗濯用粉石けんのほうが失敗しにくい
- 石けん洗濯初心者
- 合成洗剤から切り替えたばかり
- 石けんの量の調整が苦手
- 洗濯物の汚れがひどい
上記に当てはまる場合はアルカリ剤入りが無難。
石けん洗濯で困るのは石けんカスの発生ですよね。わたしもこれで何度も粉石けん洗濯に挫折した経験があります。
アルカリ助剤入りの粉石けんは純石けんのものより比較的石けんカスが出にくい。
純石けんより汚れ落ちもいいとされています。
アルカリ助剤は合成洗剤に使われているような得体の知れない添加物ではありません。
合成洗剤をやめて石けん洗濯に切り替えたい、あるいは石けん洗濯でひどい目にあったけど再チャレンジしたいという人は、アルカリ助剤入りのものから使ってみるのがおすすめです。
愛用のアルカリ助剤入り洗濯用粉石けん
植物油脂の石けんなので溶けやすく使いやすい。
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アルカリ助剤入りの粉石けんはどうして石けんカスが出にくいか?
石けんカスは溶け残りのほかに石けん水溶液の弱アルカリ性が保持できなくなることで発生します。
- 水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分
- 酸性の汚れ
以上の2つが石けん水の性質を変え、洗浄力を弱める原因です。
そこで石けん水の弱アルカリ性を助けるために活躍するのがアルカリ助剤というわけです。
石けんは弱アルカリ性のとき、もっとも効率よく洗浄力を発揮するので、アルカリ助剤入りの粉石けんのほうが洗浄力も高いと言われているんですね。
粉石けんの量も節約できるので、ふだんの洗濯には助剤入りのほうが断然使いやすいと思います。
こちらもおすすめアルカリ助剤入り洗濯用粉石けん
暁ローブはラードが入っているので汚れ落ちがよいみたいですが、多少溶けにくく高温向きかも。
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純石けんはデリケート洗いに最適
助剤無添加の粉石けんはどんなときに使えばいいかというと、ウールやシルクなどデリケートな繊維洗いに使うとよいそうですよ。
また、下のような炭酸ソーダを加えればアルカリ助剤入り粉石けんと同じような洗濯ができます♪
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