『スピード仕事術』とは、超売れっ子デザイナー佐藤オオキ氏の著書のタイトルです。
「400のプロジェクトを同時に進める」という副題までついてます。
おそらく多忙なビジネスマンをターゲットにした本なんでしょうが、主婦だって、煩雑な仕事をスピーディにこなしたいのは同じ。
仕事の数だけでいうと、もしかしたら一流のビジネスマンに負けないかもしれません。
家事とビジネスをいっしょにするな! と叱られそうですが、このごろは仕事をする主婦が大半です。育児や介護もたいへんな労働です。家計まで一任されている主婦も少なくありません。
「スピード仕事術」を参考に、快適な暮らしをめざしましょ♪
スピードの意味
オオキ氏のいうスピードとは、処理速度のことではないんです。
家事でいうと、千切りが速いとか、洗濯ものを干したり畳んだりするのが速いといったことではないと言うんですね。
いろいろなことを並行して考えたり進めたりできるような工夫や環境づくりこそ重要
とあります。
片づけやすい掃除しやすいといった家事がしやすい環境づくりが大事ってことですね。
同時に処理する能力の意味
いろんなことを並行して考えたり進めたりするというと、同時に複数のことを処理するみたいに思ってしまいますが、これも間違い。
集中するのは目の前の仕事だけ。
つまり、同時に処理する能力とは、優先順位を決めて切り替えて仕事できるってことなんです。
今何に集中するかがはっきりしていることが大切なんですね。
そのためにオオキ氏は、優先する仕事がすぐにわかるようにし、やりかけた仕事は途中でやめないで保存できる状態まで完結させて終わることをルールにしています。
わたしとの違いはここにありそうです。
時間に合わせて完結できる仕事を選ぶ
オオキ氏は、「何時に何をする」といったスケジュールを作りません。
時間があったら、その時間内で完結できる仕事を選んで済ませるんです。
ということはつまり、何をするにも必要な時間をすべてあらかじめ見積もっているってことなんですね。
そういえば、スーパー主婦の友の会の主婦は、掃除機かけとか食器洗いの時間をいちいちタイマーで測ることをすすめてました。だいたいどの家事にどれぐらいの時間がかかっているかを把握するためです。
タイマーで測るところまでいかなくても、時間を見積もって仕事することは大事かもしれません。わたしなんかは、思いがけすダラダラと時間をかけてしまうことがよくあるんですよね。時間に縛られないところが今一番気に入っているところでもあるんですが、だからと言って、仕事がはかどらなくてもいいと思っているわけではありません。
わたしもスケジュールを決めてやるより、そのときにできる仕事を選びたいので、窮屈にならない程度に、あらかじめ作業時間を見積もって仕事にかかるようにしようと思います。
スポンサーリンク